ビューティ

菊地成孔率いる楽団の曲をイメージした香水 「ラニュイ」が阪急や伊勢丹の催事で販売

音楽をもとに、その曲をイメージした香りを作るニッチフレグランスブランドの「ラニュイ パルファン(LA NUIT PARFUM)」は、菊地成孔率いるオルケスタ「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」(以下、ペペ)の結成20周年を記念したコラボレーションとして、2つの香り“甘い混乱”“とても清らかで淫らな声”のオードパルファン(各30ミリリットル、1万6500円)を企画した。阪急うめだ本店や伊勢丹新宿本店での5月のフレグランス催事で先行販売するのに合わせ、菊地が登場するライブイベントなども予定している。

2つの香りは、ペペの録音や映像を鑑賞した調香師・沙里が夜をテーマにして調香。できあがった香りに菊地がタイトルをつけ、さらにそのタイトルに合わせた新曲を制作した。商品購入者には、特典としてその新曲が聴けるQRコードを提供する。“甘い混乱”の香調は、トップ・ベルガモット、ミドル・カカオ、ロータス、ラスト・パチュリ、フランキンセンスで、同名の曲は弦楽合奏曲。“とても清らかで淫らな声”の香調は、トップ・ビターオレンジ、プチグレン、フェンネル、ミドル・カシス、ホーリーフ、ヒバ、ラスト・パチュリ、ベチバー、モスで、同名の曲はサックス曲。

発売に合わせて、菊地は「『楽団が、その音楽をイメージした香水を発売する』というのは、私が知る限り前例がありません。『香水』は、あらゆる化粧品の中でも、日本語の『香水』という文字と響きが今だに人を魅了し続け、あらゆる化粧品の中でも、色も形もない、唯一無二の存在で、もう化粧品ですらない特別な存在だと私は思っています」とコメントしている。

5月29日の一般発売に先行して、1〜6日に阪急うめだ本店9階で開催中の“HANKYU BEAUTY FRAGRANCE FESTIVAL 2024”と、8〜14日に伊勢丹新宿本店1階で開かれる“フレグランス ウィーク”で先行販売する。また、ペペは結成20周年記念ツアー「香水」として、4日に阪急うめだホールで公演を実施(全席指定、チケットは全て販売終了)。前日3日には、“HANKYU BEAUTY FRAGRANCE FESTIVAL 2024”会場で、菊地とピアニスト林正樹が登場する無料ライブや香水購入客に向けたサイン会も予定している。

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