ファッション

「プーマ」がリサイクルウールを採用した日本限定コレクション“ヒョウリ”を発売

プーマ(PUMA)」は10月27日、工場で廃棄予定の糸や綿などを活用しリサイクルウールを採用したアクティブ・シティウエア・コレクション“HYO-RI(ヒョウリ)”を発売する。プーマストア原宿キャットストリート、大阪、お台場、京都、福岡、オンラインストア、アプリ、一部取扱い店舗で販売する。

“HYO-RI”は、日本語で「表裏」の意味で“表も裏も重要であること”、“現実と非現実”、“日と夜”、“オンラインとオフライン”といった「表と裏の両面性」をコンセプトとした。日本限定の同コレクションは、スタイリッシュで、ミニマムなウエアを好む人のために作られた。

アイテムは、ウーブン ジャケット(全2色、3万8500円)、ウーブン パンツ(全2色、2万2000円)、ニット フーデッド ジャケット(全2色、1万9800円)、ニット パンツ(全2色、1万6500円)、Tシャツ(全2色、8800円)、ボア ジャケット(全2色、2万7500円)をラインアップ。

コレクションは、日本女子大学監修の人間工学に基づいた独自の設計パターンを全アイテムに採用した。ジャケットは、切り替えを利用してゆとりや曲げ分量が追加され、背中心に丸みを出すことで、屈んだ際に後背中部分がつっぱらないようにデザインされた。ボアジャケットは、腕周りをシームレスにすることで腕の動きにストレスを与えないようになっている。パンツは、股下のマチやサイドから中心に流れる曲線の切り替えを利用し、アクティブな足の開きに対応し、太ももや膝周りの負荷を軽減する設計がされた。

素材は、天然素材で断熱性が高く、吸放湿性、防臭性に優れたウール素材を使用した。また、全てのアイテムに工場で廃棄予定の捨て耳(生地を折る際に必ず耳をカットする際に出る糸)や、残糸(見本生地や量産時の糸の余り)、落ち綿(ウール生地を生産する工程で発生)を活用したリサイクルウールを採用し、全て日本国内で生産、製造された。(一部落ち綿を使用していない商品もある)

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