ファッション

『流行通信』が1号限りの復刊 特集は「MINGLE」新旧多様なアーティストが集い、あらゆるものがフラットに交わる

『流行通信』が渋谷パルコのオープン50周年を記念して8月25日に1号限りで復刊する。同誌は1966年に誕生してから2008年まで、さまざまなクリエイターによるクリエイティブを通じてファッションと社会変化、ライフスタイルに特化した特集主義を貫いてきた。復刊する本号の特集は「MINGLE」で誌面は、異質なものとこと、人と人との出合いを起点に新旧多様なアーティストが集い、あらゆるものがフラットに交わる構成だ。

表紙は長島有里枝が中野有紗、小宮山莉渚、大沢一菜、服部樹咲の若手俳優4名を撮り下ろした。曖昧な動きをテーマに、会ったことがあるような、初めて出会うような、そんな4人の自然な表情とムードを切り取る。

夏木マリが「ロエベ」2023年秋冬のアイテムをまとって登場。ヴィヴィッドなオレンジや青、イエローといったカラーが混ざり合うヘアメイクと曖昧な輪郭を描くファッションが出合い、日常と非日常の境界線を彷徨うようなイメージを作り上げた。撮影を手がけたのは写真家の高橋恭司。

ファッションシューティングでは、スタイリスト3名が新しいファッションの表現をテーマに据えてディレクションし、国内外で撮影を敢行。Shun Watanabe、小橋淳子、樋口麻里江の3人がディレクションとスタイリングを、撮影はNikolai Ahn、Ryu Ika、Antoine Harintheがそれぞれ手掛けた。

かつての『流行通信』でも誌面を賑わせたカスタマイズ・ハンドメイド企画は、ユニクロのカシミヤニット、プレーンなエプロン、そして手作りの人形まで、国内外のデザイナーが誌面上で多彩なクリエイティビティを表現してきた。今回はYUSHOKOBAYASHI、津村耕佑、CHIHARU EGAMI、MUnited Kingdomai YUHEI等、東京を拠点にする12人のデザイナーに依頼し、古着の「ラルフ ローレン」のシャツをカスタマイズし作品を作ってもらった。

1980年から1年間、13冊だけアートディレクターを務めた、美術家の横尾忠則による流行通信のための新作コラージュも掲載。ファッションデザイナーや写真家、画家、建築デザイナーと、彼らをよく知る編集者や評論家、ライターとの会話を収めた、5つのCONVERSATION。ファッションデザイナーの津野青嵐とYUDAI ONO、写真家の濵本奏、画家の水上愛美、建築デザイナー、関祐介にインタビューを行った。

11人が思い思いの主題をテーマに執筆したESSAYSでは、精神科医の星野概念、ファッションデザイナーの東 佳苗、アーティストの佐藤はなえ、DJ・イベントプロデューサーとして活動する、イーチン・ヤン、音楽評論家のつやちゃん、クリエイティブ・ディレクターの小石祐介、暗黒批評の後藤護等が、テキストを用いての創作を展開する。

その他にも、インディペンデントマガジン『apartment』を主宰する杉田聖司が3人のデザイナーの私服とコレクションアイテムを組みわせ、撮影したファッションストーリー、写真家・細倉真弓が撮影した若手ミュージシャンのポートレイトや写真家・changsuによるパーティドキュメントなども収録している。

また、同誌の発売を記念して8月25〜30日に渋谷パルコ1Fでグラフィックデザイン・アートブックを取り扱う「nostosbooks」とのポップアップショップ「流行通信×nostosbooks」が、8月30日には渋谷パルコで特別イベントも開催する。30日のイベント詳細は「流行通信」特設サイトと公式Instagram「ryukotsushin」で随時情報公開をしていく。

■流行通信×nostosbooks
会期:8月25〜30日
会場:渋谷パルコ1F
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1
時間:11:00〜21:00


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