ファッション

「イザベル マラン」2014-15年秋冬パリ リラックスしたアメリカン・ワイルドのパンツスタイル

 「イザベル マラン(ISABEL MARANT)」は前シーズンのレーシーでフェミニンなスタイルから一転し、今季はアメリカン・ワイルドの世界。さらに、リラックスした雰囲気が漂う。
 
 トレードマークでもあったローウエストのスキニーパンツは姿を消し、今季は股上が深い少し緩めのテーパードシルエットのパンツがボトムのキーアイテムに。パイル調のモコモコ素材、中綿サテンやヴィンテージ調の切りっぱなしレザー、チェックのフランネルなどどこか懐かしい、見るからに暖かい素材を使ったパンツが揃う。
 
 トップスも、ワイルドな毛足の長いファーベストやラメ混のミドルゲージのセーター、オーバーサイズのメランジ調ニットなどどこかレトロでボーイッシュ。
 
 特に後半のツイードのシリーズが新鮮。古着屋で買ってきたメンズのツイードジャケット袖を切り落としてアレンジしたようなベストや逆に肩を大きくデフォルメしたジャケットがユニークだ。

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