連載 エディターズレター:FROM OUR INDUSTRY

一般人のストーリーも「priceless」な価値になる【エディターズレター:FROM OUR INDUSTRY】

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※この記事は2023年05月22日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

先週は、こちらの取材でサンフランシスコを訪れました。詳しくは6月に発売する「WWDJAPAN」でご覧いただければと思いますが、「リーバイス」は今年、後年「ブルージーンズ」と呼ばれたリベット付きのワークパンツで特許を取得して150周年のアニバーサリー・イヤーを迎えています。イベントは、この“501”をお祝いするものです。

今年は春から150周年イヤーの一連を覗き見していており気づき始めていましたが、「リーバイス」の“501”って、本当に多くのストーリーを有しています。サンフランシスコで知ったストーリーの1つは、故障した車に“501”を繋いで、家まで牽引したというもの。そして「無事、家まで車を牽引できたんだよ。ありがとう!」という手紙を「リーバイス」の本社に送ったというストーリーです。会場には、そのデニムと、手紙のコピーが展示されていました。

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