ファッション

「CFCL」の初の香水は磁器のパッケージ入り アーティストの和泉侃が監修した凛としたボタニカルな香り

 高橋悠介の手掛ける「CFCL」は4月1日、初の香水“エクイップ(EQUIP)”を発売する。同ブランドは設立当時から香りの開発を始め、デリバリーの際に服と共に香りを届けてきた。商品名の“エクイップ”は、人が身支度する朝の印象を表している。

 ブランド初の香水の監修は、淡路島在住のアーティストである和泉侃(いずみ かん)が担当。水を想起させる軽やかな香りをベースにジュニパーベリーやラベンダーティートリーなどシャープで透明感ある素材を加えたウォータリーでボタニカルな香りで、アクセントに和泉が島で採取して蒸溜・抽出したイエルバブエナ(キューバミント)を加えている。

 ボトルとパッケージのデザインは、「CFCL」のアートディレクターである美術家の磯谷博史が手掛けた。真っ白な磁器のボトルは、佐賀県の伊万里鍋島焼の窯元である畑萬陶苑によるもの。1320度の高温で還元焼成されたボトルはガラスと同様の性質を持ち、繰り返し使える。税込価格は1万9800円(30m L)。「CFCL」の直営店及び公式ウェブサイトで販売する。

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