ファッション

伊「ファビアナ フィリッピ」に新CEO、ロゴは流行りのサンセリフ体に変更

 ミラノブランドの「ファビアナ フィリッピ(FABIANA FILIPPI)」はこのほど、アルド・ゴッティ(Aldo Gotti)を新たなCEOに任命した。これまでCEOは、兄のジャコモ・フィリッピ(Giacomo Filippi)と共にブランドを創業して共にオーナーを務めているマリオ・フィリッピ(Mario Filippi)が担っていた。

 アルド新CEOはこれまで、プラダ(PRADA)やステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)で要職を歴任し、直近はオムニチャネルのファッションEC「モード(MODES)」に携わっている。

 またこれに伴い、ブランドは新たなロゴを策定した。新たなロゴはサンセリフ体のFurutaをベースにしており、「たしなみのあるエレガンスを表現」。ブランドは、「進歩した美学を反映する、すっきりとミニマルでエッセンシャルなロゴは、ウンブリアの風景から生まれた」としている。同様のサンセリフ体は、「セリーヌ(CELINE)」や「バーバリー(BURBERRY)」以降、多くのブランドが新たなロゴを策定するに際して用いている人気の書体だ。最近も改称した「フェラガモ(FERRAGAMO)」もロゴを同様の書体に変更している。

 さらに朝露をイメージした淡い「グレーグリーン」、土地を耕すと出てくる暖かい粘土色の「ゾッラ」、温かみのある「白」、森の下草の柔らかな闇からインスピレーションを得たマットな「黒」をキーカラーに据えた。

 「ファビアナ フィリッピ」は1985 年、イタリアのウンブリア州で創業。日本ではアオイが卸や小売などを手がけている。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。