ファッション

「ボス」が若年層獲得に向けてリブランディング 世界のセレブが新ロゴとともに“自分らしさ”を発信

 ドイツ発のファッションブランド「ボス(BOSS)」は、2022年春夏シーズンにリブランディングする。同ブランドは1923年の創立以降、高級スーツを中心に人気を広げてきたが、今後はデジタル上のコミュニケーションをさらに積極的に行い、若年層の取り込みを図る。メインブランド「ボス」の新ターゲットは30〜44歳、1990年代に立ち上げた「ヒューゴ(HUGO)」は20〜30歳だ。その皮切りとして、新しいロゴデザインと、世界のセレブを起用したキャンペーンを打ち出した。

50年ぶりにロゴを刷新

 リブランディングの軸として、ブランドロゴを50年ぶりにリニューアルした。「ヒューゴ 」もロゴを変える。ボールドの書体からサンセリフとなり、インパクトと視認性を両立するデザインだ。ウエアはもちろん、店頭広告や雑誌、SNSなどのあらゆる媒体に用いて、新しくなったブランドイメージを訴求する。

世界中のセレブが登場
#BeYourOwnBossキャンペーン

 新ロゴの披露と合わせて、“自分らしく生きる”“自分の夢を追いかける”というメッセージを込めた#BeYourOwnBossキャンペーンを実施する。モデルのケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)やヘイリー・ビーバー(Hailey Bieber)、グラミー賞など数々の音楽賞も受賞するアメリカ人ラッパーのフューチャー(Future)、TikTokで1億2400万人ノフォロワーを抱えるカビー・ラメ(Khaby Lame)ら、世界の名だたるセレブリティーを起用したビジュアルを打ち出し、ファッション感度の高い層から、スポーツやポップカルチャー好きまでブランド認知拡大を図る。ほかにも、プエルトリコ人モデルのジョアン・スモールズ(Joan Smalls)、韓国人俳優のイ・ミンホ、イギリス人プロボクサーのアンソニー・ジョシュア(Anthony Joshua)、イタリアのテニスチャンピオン、マッテオ・ベレティーニ(Matteo Berrettini)、ドイツの陸上選手アリカ・シュミット(Alica Schmidt)らが登場する。写真はミカエル・ヤンソン(Mikael Jansson)が撮りおろした。

カジュアルテイストを打ち出す
キャンペーンムービーも公開

 店舗やオウンドメディア、広告などで公開するキャンペーンムービーも用意した。ビジュアルにも登場したセレブリティーたちが、ブランドのDNAであるテーラードはもちろん、スタジアムジャンパーやトラックパンツ、シャカシャカ素材のフードジャケットなど、スポーツやカジュアルテイストのウエアを着用し、ブランドの新しいイメージを訴求する。黒と白というスーツスタイルの定番色に、新たなキーカラーとしてキャメルを加えたほか、3色のビッグロゴやロゴを複製したモノグラムなど、若年層に向けたキャッチーなデザインも特徴だ。

5本柱の成長戦略で
2025年に売上倍増へ

 同ブランドは昨年8月、“CLAIM 5”と名付けた成長戦略を策定した。「ブランド力の向上」「商品構成」「デジタルのけん引」「オムニチャネルの最適化」「成長のための組織化」の5項目を軸に、2025年までの売り上げ倍増を目指す。サステナビリティーの取り組みや社員のエンパワーメントなども積極的に行う。

問い合わせ先
ヒューゴ ボス ジャパン
03-5774-7670