ファッション

「マーモット」の新ラインが23年秋冬に始動 ユナイテッドアローズ全面監修

 伊藤忠商事が国内販売権を持つ米アウトドアブランド「マーモット(MARMOT)」は、ユナイテッドアローズと協業し、新ライン“マーモット キャピタル”を2023年秋冬シーズンに立ち上げる。生産・販売は伊藤忠が行い、ブランディングや商品企画はユナイテッドアローズが全面監修する。ユナイテッドアローズはこれまでも他社のリブランディングや商品プロデュースに携わってきたが、アウトドアブランドの監修と「ユナイテッドアローズ」の名を冠しない取り組みは初めてだ。

 新ライン“マーモット キャピタル”は、登山シーンで培ってきた「マーモット」の機能ウエアをベースに、街中でも着用できるデザインを掛け合わせたアパレルをユニセックスで提案する。ディレクターには、「パープルシングス(PURPLE THINGS)」のデザイナーでモデルとしても活動する菊乃を起用した。同氏は「(アウトドアブランドとしての)歴史ある背景やアーカイブに、自分ならではの“ストリートのエッジーさ”を加えて新たな世界観を表現した。アウトドアシーンだけでなく、ストリートでも着用できる、新たな選択肢を与えるアイテムに仕上がったと思う」とコメントする。

 ダウンジャケットなどのアウトドアウエアで知られる「マーモット」は22年秋冬までデサントが伊藤忠とのライセンス契約によって製造・販売してきた。こちらは23年春夏からスポーツアパレルのサードシップ(岡山市、白石智社長)に移る。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Is AI GOOD?AIがもたらす「ゲームチェンジ」

「WWDJAPAN」12月1日号は、ファッション&ビューティ業界でいよいよ本格化する“AIゲームチェンジ“を総力特集しました。11月19日のグーグル「ジェミニ3.0」発表を契機に、生成AIは「便利なツール」から「産業の前提インフラ」へ変貌しつつあります。ファッション&ビューティ業界で浸透する生成AI及びAIの活用法とゲームチェンジに向けた取り組みを紹介しています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。