ファッション

2021年、ファッション業界にインパクトを残した若手ブランドは? デュア・リパ着用でバズったブランドも

 ファッションECの検索プラットフォーム、リスト(LYST)は2021年を振り返り、ファッション業界で最も影響力のあったデザイナーを発表した。同サイトでは、オンラインショッピングの動向やトレンドの検索ワードを中心に消費者の関心を調査している。ここでは、その中でも米「WWD」が注目する若手にフォーカス。これからの活躍が期待されるブランドを紹介する。

「2021年にブレイクした若手ブランド」


 

 21年にブレイクしたブランドの背景には、SNSインフルエンサーよりもセレブリティーのパフォーマンス中や日常生活での着用が大きな影響を与えている。「リスト」のデータによると、デジタルでもリアルでも、ブランドやデザイナーの人気はセレブリティーなどの文化的な影響力を持つ人物に左右されることが多いという。そのため、21年はランウエイで披露されるファッションよりも、ネットフリックス(NETFLIX)シリーズがトレンドをけん引していたようにも見える。

 人気時代ドラマ「ブリジャートン家(Bridgerton)」のファッションにまつわる投稿やコメントなどの言及は、年間を通して10万5000件を超えた。1970〜80年代にかけて一世を風靡した故・ホルストン・フローイック(Halston Frowick)氏のデザイナー人生を描いたオリジナルドラマ「ホルストン(HALSTON)」は、ドラマ配信開始後にブランドの検索数が550%上昇。同じく、21年にシーズン3が公開された人気シリーズ「セックス・エデュケーション(SEX EDUCATION)」では、作中で着用されていたスタジャンやフレアジーンズの検索数が配信開始後1週間で、それぞれ93%と50%増加した。

 ミュージックビデオも同様の効果をもたらし、21年8月にカニエ・ウエスト(Kanye West)が新作アルバム「Donda」をリリースした後、彼が手がけるブランド「イージー(YEEZY)」への関心は128%上昇した。ほかにも、ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)やドジャ・キャット(Doja Cat)、オリビア・ロドリゴ、ブラックピンク(BLACKPINK)のリサ(LISA)らは、ラインストーンのトップスからラテックスパンツやプラットフォームブーツまで、多くのアイテムのオンライン需要を高め、21年最大のトレンドセッターとなった。

 そして2022年は、ベラ&ジジ・ハディッド姉妹(Bella & Gigi Hadid)もファンだというパリ発ブランド「コペルニ(COPERNI)」をはじめ、ロンドンを拠点とするアップサイクルブランド「コナー アイヴス(CONNER IVES)」、NY発の「エリア(AREA)」、七色に輝く“シンデレラシューズ”が人気の「マッハ&マッハ(MACH&MACH)」などが、マーケットでの支持を集めそうだ。

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