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ロンハーマンが発電所を新設 2030年までに事業のCO2排出量実質ゼロに向け

 ロンハーマン(RON HERMAN)はこのほど、市民エネルギーちばとみんな電力と協業し、千葉県匝瑳市にソーラーシェアリングの発電所を新設する。これは、同社がサステナビリティ・ビジョンの中で掲げる「2030年までに事業のCO2排出量実質ゼロ」に向けた取り組みの一環で、10月15日から同施設を稼働させ、自社発電した電力を店舗に供給していく。

 ソーラーシェアリングとは、空中にソーラーパネルを設置し、その下で有機農業を行う発電方法で、発電と同時に、土壌回復と大気中のCO2を吸収することからカーボンニュートラルへの貢献が期待できる。

 新設する発電施設は、土地面積3162平方メートルで、パネルはリサイクルパネルを採用した。太陽光発電容量は87.44kWで、初年度は年間9万kWhの発電を見込む。発電した電力はみんな電力を通じてロンハーマン福岡店へ供給する。同社は今後、発電施設および供給店舗を拡大する方針だ。

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