ファッション

トイレットペーパーに“長尺”の新潮流か 自由の女神3体分の長さでエコに貢献

 丸富製紙は、超長尺トイレットペーパー「ペンギン 芯なし超ロング」シリーズから、国内最長級の長さ(同社調べ)の“ペンギン 超ロング なが〜くなが〜く使える6倍巻き MAX パルプ 300m 2ロール シングル”(16ロール、税込3500円、編集部調べ)を発売した。

 同製品は、50mが一般的なシングルトイレットペーパーの6倍の長さ、300mに巻いた超長巻きのトイレットペーパー。特許出願中の独自製法により、この長さを実現した。長さは自由の女神の約3体分に相当し、ロールの取り替え頻度が格段に減ることで、家事の負担を軽減できる。

 一般的なトイレットペーパー2パック分(24ロール)が、たったの4ロールですむため、かさばりがちなトイレの棚をすっきりと見せることが可能。災害時の備蓄用としても適している。

 ロール数が減るため使用する包材が減り、巻き芯も使用していないため、ゴミの量を減らせる。大型トラックでの1回分の輸送で運べる長さが一般品の約3倍に匹敵するため、輸送効率も格段にアップ。CO2の排出量の削減にもつながることで、環境への負荷を減らし、SDGsの目指す持続可能な社会の実現に貢献する。

 同製品は、ニュース番組の「スーパーJチャンネル」(テレビ朝日)に取り上げられるなどして話題に。「無印良品」が発売した250mのトイレットペーパーも人気となっており、“長尺トイレットペーパー”は新たな潮流になるかもしれない。

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