ファッション

「イケア」が中古家具を販売 買い取り品や展示品を手頃に

 スウェーデン発「イケア(IKEA)」は、日本で中古家具の買い取りと販売を始める。2月13日、イケア港北店に日本初の“サーキュラーハブ(以下、”ハブ“を開設する。サステナビリティ戦略“ピープル・アンド・プラネット・ポジティブ”の一環で全世界の店舗での展開を予定している。日本では港北店に続き、8月までに全9店舗に導入予定だ。“ハブ”では、顧客から買い取った家具や展示品を安く販売するほか、家具の組み立てを見学できるコーナーや商品のメンテナンスに関するワークショップを開催する。

 イケアは20年、全世界で約6200万個の潜在的廃棄物(返品、破損や製造中止、展示品を含む製品)のうち3900万個を再販した。世界27カ国で“バイバック(買い取り)フライデー”の実施をはじめ、30年までにはポリエステル素材への依存をやめて再生可能素材やリサイクルポリエステルだけを使用する目標を掲げている。また、使用する木材の98%を持続可能な調達先から仕入れており、不要な廃棄物を最小限に抑えている。21年10月までには、非充電式のアルカリ電池の販売を終了予定する。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

東京デザイナーがさらけだす“ありのまま”【WWDJAPAN BEAUTY付録:「第7回 WWDBEAUTY ヘアデザイナーズコンテスト」結果発表】

3月25日発売号の「WWDJAPAN」は、2024-25年秋冬シーズンの「楽天ファッション・ウィーク東京(RAKUTEN FASHION WEEK TOKYO以下、東コレ)」特集です。3月11日〜16日の6日間で、全43ブランドが参加しました。今季のハイライトの1つは、今まで以上にウィメンズブランドが、ジェンダーの固定観念を吹っ切ったことでした。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。