スウェーデン発インテリア「イケア(IKEA)」は3月14日、港北店に続き横浜市内で2店舗目となる店舗を「イケア横浜ベイクォーター(以下、イケアベイクォーター)」を出店する。同店は「イケア港北」に続き横浜市内で2店舗目となる店舗。港北店は4月から「イケア横浜」に店名を変更する。また、京都店に続く商業施設内のオープンで、大型店10店舗、都市型店舗3店舗、商業施設内店舗2店舗の計15店舗展開になる。
横浜近辺の住民の特性にあった売り場の提案
「イケア」が掲げるのは、“優れたデザイン”“機能性”“品質”“サステナビリティ”“低価格”だ。エントランスには、日本人デザイナーの中村昇による“ポエング パーソナルチェア”や消費電力が白熱電球より約85%少なく10倍長持ちするLED電球“ルッノム”など、“デモクラティックデザイン(みんなのためのデザイン)”を象徴する商品を展示している。店内には2つのルームセットのほか、横浜周辺に住む人々のライフスタイルに合わせた空間を提案。小さなバルコニー付きの住宅が多く、アウトドア家具などによるバルコニー空間をはじめ、ペットオーナーに向けてペットとの暮らしを快適にするアイデアを紹介している。また、展示品や販売終了商品などをアウトレット価格で販売する“サーキュラーマーケット”を設置している。
イケアでは23年末から1120品目の値下げを実施。“低価格” “サステナブル”“身近な存在”を店舗運営の3つの柱に掲げている。横浜駅から徒歩3分の商業施設内というアクセスの良さの「イケアベイクォーター」は正に“身近な存在”を体現する店舗。大型店の港北店からも10km以内と近いが多くのニーズに応え出店した。
ペトラ・ファーレ=イケア・ジャパン社長兼チーフ・サステナビリティ・オフィサーは、「お手ごろ価格でより快適でサステナブルな暮らしをサポートし、地域に愛される存在になれれば」とコメント。横浜ベイクォーターには多くのインテリアショップが入居しているが、イケアの出店により選択肢が増え、魅力的なショッピングの目的地になるだろう。宇山裕貴イケア横浜ベイクォーター デピュティセールスマネジャーは、「お客さまにとっていろいろな選択肢があることは良いことだと思う。そのなかで、『イケア』を選んでもらえれば」と語った。