ビジネス

レンチングが塩素を使わない漂白を開発 生産工程の特定も可能に

 オーストリアのセルロース繊維最大手のレンチンググループ(LENZING GROUP)はこのほど、環境責任を重視したモダール繊維(木材パルプを原料とするレーヨンの一種でシルクのようななめらかさと光沢があり、吸湿性と放湿性に優れている)の生産性を向上させるエコピュアテクノロジーを導入すると発表した。エコピュアテクノロジーはこれまでのように塩素を用いない漂白プロセスで、従来の方法で漂白されたものよりも柔らかくなる傾向があるという。さらに、専用の識別テクノロジーによって、同技術を使った素材の識別が製作工程の前段階にわたって可能になり、サプライチェーンの透明性が改善される。

 エコピュアテクノロジーを用いて生産されたテンセルモダール繊維は「既存のモダール繊維の中で最も環境に配慮した選択肢になる」と同社は胸を張る。

 エコピュアテクノロジーは、製品やサービスのライフサイクル全体にわたって高い環境基準を満たすものに付与されるEUエコラベルのガイダンスを守っており、環境に責任ある生産プロセスが採用されている。エコピュアテクノロジーを採用したテンセルモダール繊維はオーストリアのみで生産され、中欧および東欧の持続可能性に配慮して適切管理された森林のブナ材が使用される。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

長寿&人気の販売員特集 ファッション&ビューティのトップ販売員20人の今【WWDBEAUTY付録:「WWDBEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ 2026」結果発表!】

「WWDJAPAN」8月24日号は、毎年恒例の人気企画「販売員特集」。ファッションとビューティ、業界きってのえりすぐり20人に、素顔と接客の流儀、販売員としての矜持を聞きました。販売業は人手不足という現実に直面する中で、構造的な変化のただ中にあります。数万、数十万単位のフォロワーを抱えるインフルエンサー販売員が現代版のカリスマ店員として台頭し、地方の郊外モールから等身大の魅力で驚くほどの売り上げを…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。