ファッション

大ぶりの“レタリング・ジュエリー”が来る!?

 ジュエリーの展示会を回る中で、アルファベットをかたどった“レタリング・ジュエリー”が気になっています。それは、「ディオール(DIOR)」メンズジュエリー・デザイナーに就任したYOONが2019年春夏コレクションで“CD”をかたどったリングやチェーンのジュエリーコレクションを披露していたり、ショールーム「セッション」で、その名もずばり「ザ レタリング(THE LETTERING)」というブランドのアルファベットをかたどったリングを見たりしたからです。

 ファッションのサイクルほど早くはありませんが、ジュエリーにもゆるやかなトレンドの流れがあり、大ぶりのアルファベットのリングやブレスレットが今あらためて新鮮に映ります。セッションで2019年春夏から新規で扱う「ザ レタリング」は、ドイツ出身のフィリップ・エバリー(Phillip Eberle)が13年に立ち上げたブランド。これまで「ブシュロン(BOUCHERON)」「マルタン マルジェラ(MARTIN MARGIELA)」「ヴェトモン(VETEMENTS)」でキャリアを積んだ人物です。ドイツのアトリエで職人によって手作業で作られるジュエリーは、スターリングシルバーを使用した硬派でモードな印象です。

 YOONによる「ディオール」のイニシャル・リングや「ザ レタリング」のアルファベット・リングは、普段見かける華奢でさりげないイニシャル・ジュエリーとは異なり、だいぶ大ぶりでそのクールなフォームが存在感を放っています。そしてユニセックスで使用できそうなデザインが特徴。“レタリング・ジュエリーは”男女を問わずこれから活躍しそうなジュエリーです。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Is AI GOOD?AIがもたらす「ゲームチェンジ」

「WWDJAPAN」12月1日号は、ファッション&ビューティ業界でいよいよ本格化する“AIゲームチェンジ“を総力特集しました。11月19日のグーグル「ジェミニ3.0」発表を契機に、生成AIは「便利なツール」から「産業の前提インフラ」へ変貌しつつあります。ファッション&ビューティ業界で浸透する生成AI及びAIの活用法とゲームチェンジに向けた取り組みを紹介しています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。