ファッション

東武百貨店船橋店にビックカメラ、婦人服売り場を3割縮小

 東武百貨店は、船橋店の2、3階に「ビックカメラ」を誘致し、今秋オープンさせる。現在、婦人服で構成している同フロアを改装する。ビックカメラの売り場面積は4200平方メートルで、出店に伴い、婦人服売り場は約3割減る。

 同店は東武線、JR線、京成線が乗り入れ、1日当たり48万人が乗降する船橋駅と直結したターミナル型百貨店。北口に東武百貨店船橋店、南口に西武船橋店が営業するほか、近隣にはららぽーとTOKYO-BAYなどの大型ショッピングセンターが点在する激戦区になっている。同店は売り場面積3万6000平方メートルで、売上高は400億円(2015年度)。百貨店が大型専門店を誘致する場合、上層階に入れて全体にシャワー効果を促す例が多く、駅のコンコースに面した一等地である低層階に入ることは珍しい。

 同社は「鉄道系の百貨店として、地域に密着し、沿線価値を向上させるとともに、より多くのお客さまにご来店いただくことを目指し、従来の百貨店ブランドにはこだわらない、多彩なテナントミックスを創出する」と狙いを説明。すでに池袋店には従来からある「ユニクロ」に続き、3月には「ニトリ」も開店し、集客力のある大型専門店を活用する姿勢を鮮明にしている。

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