ビジネス

半袖Tシャツは“夏服”ではない? 「10月も着る」が4割超、オンワード調査で

オンワードホールディングスは、全国の10〜70代の男女590人を対象にした「気温変化とファッション消費に関するアンケート調査」の結果を発表した。半袖Tシャツ・カットソーを10月にも着ると答えた人は42.5%に上り、夏は1枚で着て、春・秋・冬は重ね着のインナーとして使う人も50.2%と2人に1人に達した。

9月は7割超、10月も4割超が半袖

半袖Tシャツ・カットソーを着る月を尋ねた設問では、9月が73.7%、10月が42.5%、11月が14.8%だった。夏だけでなく、秋口〜秋にも着る人が多い結果になった。

「季節や気温に応じて、同じ種類の服の着方を変えることがあるか」についても聞いたところ、「夏は1枚で着る半袖Tシャツ・カットソーを、春・秋・冬は重ね着のインナーとして着る」と答えた人は50.2%。同社はこの結果を受け、「着る期間が長いだけでなく、気温に応じて“役割転換”させながら取り入れている」と分析している。

「アンフィーロ」の半袖Tシャツ
9〜10月の販売数は前年の約2倍

同社が9〜10月の売れ筋に挙げた半袖Tシャツも、販売を伸ばしている。

オンワード樫山の「アンフィーロ(UNFILO)」の“クリーンティー”は、9〜10月の販売数量が前年同期の同商品と比べて約2倍になった。写真やロゴをプリントした3990円のグラフィックTシャツで、表に綿、肌に触れる裏側にポリエステル糸を使った二層構造の天竺素材を採用した。抗菌防臭や接触冷感、紫外線を80%以上カットする機能を備え、洗濯機で洗える。身幅にゆとりを持たせ、丈を短めに見せたシルエットにしている。「エニィ(ANY)」では“エニィファンクションロゴTシャツ”が売れ筋に入った。

七分袖トップス、トレンチコートなどが
「着られる期間が短そう」で見送り率高し

過去1年間に「着られる期間が短そう」と感じて服の購入を見送った経験がある人は、82.2%に上った。見送ったアイテムは「七分袖トップス」(28.8%)、「トレンチなど薄手コート」(28.6%)、「春・秋向けジャケット」(27.5%)が上位だった。

一方、複数シーズンで使いやすいと感じる服の特徴は「インナーとしても使える」が42.2%で最も多く、「羽織りとしても使える」(38.0%)、「1枚でも着られる」(37.5%)が続いた。

暑さや寒さなど気温の変化を感じたときの最初の対応としては、「羽織るものを足す・替える」が57.6%で最も多かった。「インナーを足す・替える」(19.7%)と合わせ、77.3%が羽織りとインナーで調整しているという結果になった。一方、「トップスそのものを替える」は13.9%だった。

同社は一連の調査結果から、気温に応じて1枚着、インナー、羽織りへと役割を変えられ、複数シーズンで使いやすいことが服の新たな価値になりつつあるとみる。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

「ピックルボール」という新しいコミュニケーションは、カルチャーの発信地となるか?

WWDJAPAN11月2日号は、最近巷で話題のニュースポーツ、「ピックルボール」を特集します。ピックルボールの歴史は意外に古く、発祥は1965年。米国国会議員のジョエル・プリチャード氏が腕力差のある子どもとでも対等に遊べるスポーツとして、テニスと卓球、そしてバドミントンをミックスしたような形で考案したと言われています。そんな歴史あるスポーツがなぜ今まで知られておらず、そしてなぜ今になってここまで流…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。