ワークマンは8日、2026-27年秋冬の新製品発表会を都内で開催し、リカバリーウエア“メディヒール”の最新ラインアップをお披露目した。今季はルームウエアに加えて、ワークウエアやビジネススーツにもカテゴリーを広げた37アイテムをそろえ、リカバリーウエアの着用シーン拡大を図る。
リカバリーウエア戦略は第二章に突入
新商品の目玉は、最上位モデル“メディヒール コスモス”だ。NASA向けに開発された温度調節技術「アウトラスト」を採用し、暑いときは熱を吸収、寒いときは放出することで衣服内の温度変化を緩和。寒暖差の激しい季節に1日着用していても暑さ・寒さを感じにくい“無感覚リカバリーウエア”と銘打った。メンズとウィメンズの長袖シャツとロングパンツを各2900円で販売する。
発表会に登壇した土屋哲雄専務は「ただ疲労回復するだけでは市場で勝てない。リカバリーウエア戦略は第二章に突入する」と宣言した。部屋着だけでなく外出着にも着目し、“メディヒール コスモス”では「働きながら疲労回復」するワークウエアとビジネススーツを打ち出す。“メディヒールコスモス”は初年度314万点、売上高83億円の販売計画を掲げる。「初年度の計画は通常なら2万〜3万着程度。清水よりさらに高い舞台から飛び降りる気持ちでこの数字を設定した」という。
ラインアップの拡大に合わせて、供給体制も整備した。春夏にTシャツを中心に品切れ商品が相次いだことを受けて、備蓄倉庫を大幅に拡充した。群馬・高崎の従来倉庫に最大500万着、中国の江蘇省と山東省に最大720万着の在庫を保管して「店頭在庫を絶対欠品させない覚悟で挑む」と意気込む。同社はリカバリーウエアの2026年の販売計画を2100万着から3400万着に上方修正し、売上高500億円を計画。達成すれば、全体売上高の2割をリカバリーウエアが占めることになる。
働きながら疲労回復するスーツを武井壮らが体験
発表会にはゲストとして、ブランドアンバサダーを務めるタレントの武井壮と元女子レスリング選手の吉田沙保里、宇宙飛行士の野口聡一が登壇。“メディヒール コスモス”のビジネススーツを着用した武井は着心地について「スーツを着ている感覚じゃない。まるでトレーニングウエアのような体の動かしやすさ」と絶賛。今シーズン新たにアンバサダーに就任した野口は「アウトラストを使った宇宙服を着て機能性の高さを知っていた。リカバリーウエアに応用する発想が素晴らしい」と語った。3人が商品を着用して出演した新CMは9月10日に放送開始する。