
東京・清澄白河のギャラリー ストゥープ(gallery stoop)は8月29日〜9月27日、「ソーホーハウス東京(SOHO HOUSE TOKYO)」のインテリアデザインを手掛けたドナル・ノーラン(Domhnall Nolan)と、京都の牧野漆工芸による展覧会「ピンストライプ(PINSTRIPE)」を開催する。「ソーホー ハウス 東京」のプロジェクトをきっかけに生まれた、日本の漆と英国の伝統的なメタルワークを融合した家具を発表する。
「ソーホーハウス東京」から生まれた日英のコラボレーション
今回発表するのは、牧野漆工芸が手掛ける漆と、英国の金属加工スタジオ、ルビノウィルソン(Rubino Wilson)のメタルワークを組み合わせたラウンジチェア“ピンストライプ チェア(Pinstripe Chair)”と“サイドテーブル(Side Table)”。日本の伝統工芸と英国の金属加工技術を掛け合わせ、異なる文化背景を持つクラフツマンシップを1つのプロダクトへと落とし込んだ。
ノーランは現在、ソーホーハウス デザイン(Soho House Design)のリードインテリアデザイナーを務める一方、インディペンデントデザイナーとしても活動。ファッションや建築、デジタルアートなど幅広い領域で空間や作品を手掛けている。
牧野漆工芸は、京都で京仏具・京仏壇の塗師として始まり、金閣寺の修繕をはじめ数多くの神社仏閣に携わってきた。2021年には、漆の新たな価値を提案する「Makino Urushi Design」を設立し、現代アートや異分野の職人との協業を通じて漆の可能性を広げている。
家具だけでなく「ソーホーハウス東京」のために制作したサンプルも展示
会場では新作家具に加え、「ソーホーハウス東京」のインテリアデザインのために制作したサンプルも展示する。さらに、ストゥープと牧野漆工芸が過去に共同制作したアートパネルや、「ソーホーハウス東京」にも多数取り入れられたイタリアのビンテージ家具を紹介する。
英国のクラシックデザインの思想と、牧野漆工芸が培ってきた漆の技術を掛け合わせることで、伝統工芸を現代的かつ異文化的な視点から再解釈。漆という素材が持つ新たな可能性を国際的な文脈へと広げることを目指す。
■「ピンストライプ(PINSTRIPE)」開催概要
会期:2026年8月29日〜9月27日
会場:ギャラリー ストゥープ
住所:東京都江東区白河2-5-10
営業時間:12:00〜19:00
定休日:月・火・水曜