「WWDJAPAN」8月3&10日合併号は、10年ぶりのショッピングセンター(SC)特集です。2025年のSC総売上高は33兆1238億円と統計開始以来最高を記録した一方、新規開業は建築コスト高騰の影響で18SCにとどまり、こちらは統計開始以来の最少。淘汰と大型化が同時に進む中で、「選ばれる館」と「消える館」を分ける基準はどこにあるのか。特集のキーワードは「セレンディピティ・インフラ」。ネットやAIが「買う」を最適化する時代に、偶然の発見や思いがけない出合いを街の機能として実装できるか──次世代SCの本質的な価値に迫ります。
異色&異能のSCとして登場するのは、三重県多気町の複合商業リゾート「ヴィソン」を運営するアクアイグニスの立花哲也社長と、長野県伊那市で野菜から骨董、ヤギまで扱う「産直市場グリーンファーム」の小林啓治社長。さらに、100年先を見据える「ニュウマン高輪」、アリーナと連動する「ららぽーとTOKYO-BAY」、公園と一体化した「南町田グランベリーパーク」の担当者を直撃し、それぞれの滞在価値の作り方を掘り下げます。有力テナント30社に聞いた「選ばれるSC」ランキングでは、上位に入ったルミネ新宿、ルクア大阪、御殿場プレミアム・アウトレット、ラゾーナ川崎プラザの評価理由と本音を公開。店舗開発担当者2人による覆面対談では、テナント側から見た次世代SCの条件を語り合います。
海外ニュースでは、AIブームを追い風に半導体関連が景気をけん引し株式市場が史上最高値を更新する中、業績を伸ばす米アパレル&小売業界の現在地に迫ります。好況の要因や、消費者信頼感指数の下落・クレジットカード依存の加速など水面下で積み上がる懸念点を、アナリストら専門家の分析でまとめました。
新連載「私の推しのエンタメブランド価値はHOW MUCH?」の記念すべき1回目は、生誕30周年でも注目を集める「ポムポムプリン」。次世代キッズ向けのSTEM的美容体験の潮流もお届けします。
人気の長寿定番連載である裏表紙の「FASHION & BEAUTY PATROL」では、アメリカ発の日本人女子プロレスリーグ「SUKEBAN」の世界を紹介。ロサンゼルスのアニメエキスポで開催された世界選手権では、ラッパーのAwichも参戦。クリエイティブディレクションを手掛けるオランピア・ル・タンによる、プロレスと音楽、ファッション、カルチャーが融合したエンターテインメント空間の迫力をお楽しみください。
(COVER CREDIT)
PHOTO : KEI ONO
STYLING & MODEL : YOSUKE SHOJI
HAIR : OLTA GOTO
MAKE-UP : TORU SAKANISHI
ART DIRECTION & DESIGN : CHIAKI SATO