
伊藤忠商事・繊維カンパニーの2026年3月期決算は、基礎収益が前期比130億円増の413億円だった。完全子会社化に伴い海外事業が好調なデサントの増益分がフルで基礎収益に寄与した。
純利益だと305億円減の433億円だった。減少分の大半は昨年度に計上した、完全子会社化に伴うデサント株の再評価益によるもの。主な関係会社では(以下、すべて取り込み利益ベース)ジョイックスが前期比4億円減の9億円、デサントが61億円増の132億円、ドームが35億円改善の1億円、エドウインが1億円増の5億円、副資材卸大手の三景が4億円減の12億円、香港IPAが71億円増の90億円、中国ITSが21億円増の40億円だった。香港IPAはヤンガーとの合弁会社であるSUNRISE(浙江盛泰服装集団)の持ち株の一部の売却益35億円が大きい。
27年3月期は純利益で520億円と、500億円の大台突破を計画する。引き続きデサントの海外での成長のほか、エドウインなどが寄与する。