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yutoriの新規上場が承認 東証グロースに12月27日予定

ファッションEC最大手「ゾゾタウン」を運営するZOZOは24日、グループ会社のyutori(東京、片石貴展社長)が東京証券取引所グロース市場への新規上場が承認されたと発表した。12月27日に上場する予定。

yutoriは2018年4月に創業。アパレルDCブランド「ゲンザイ(GENZAI)」「ナインティナインティ(9090)」、「センチメーター(CENTIMETER)」などを運営する。20年7月にZOZOの傘下に入った。運営ブランドのインスタグラムのフォロワー数が152万を超えるなどSNSマーケティングにたけており、若い世代の支持を集める。23年3月期の業績は売上高が24億円、純損益が6800万円の赤字。売上高はZOZOグループ入りした21年3月期に比べて4倍以上になっている。23年4〜9月期は売上高が17億円、純損益が5300万円の黒字だった。

創業者の片石社長は「WWDJAPAN」が20年7月に行なったインタビューで「自分が30歳になる2023年のうちに上場したい」と話していた。これを実現した格好だ。

親会社ZOZOの澤田宏太郎社長兼CEOは「上場し、これからどんなに大きな会社になっても、ぜひ自分たちらしさを貫いてほしいし、近い将来、日本を拠点としたアジア最大のストリートカンパニーとなり、ファッションの世界で熱狂的な旋風を巻き起こす、そんな未来を応援しています」とのコメントを発表した。

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