ファッション

「ノゾミイシグロ オートクチュール」2015年春夏東京 擬音柄とフライングダッチマンの演奏で現代社会に警鐘鳴らす3ピース&ボヘミアン

 初のファッションフェス形式で「タンバリン(TAMBOURINE)」とともに合同開催。日比谷のクラブ「ディアナ(DIANA)」で、前シーズンの渋さ知らズに続きアーティストを招いたショーを行なった。

 ショーの冒頭、「ドドン」「ギャーギャー」「ピピピピピ」など、漫画の吹き出しを想起させる擬音「オノマトペ」がスクリーンいっぱいに映し出される。擬音はそのまま、この日メッセージ色の強いインプロヴィゼーションを奏でたロックバンド、フライングダッチマン(FLYING DUTCHMAN)が着用した3ピースのセットアップに落とし込まれた。石黒望デザイナーは、「洪水で家が流されたり火山が噴火したり。服を作っている期間に聞こえてきた悲鳴や爆発音、ザーザーとした雑音を表現した。普段背広は着ないし作らないが、日本人男性を象徴するものとして今回3ピースで作った」と語る。背広と対をなしたウイメンズのスタイルは、カワイイ×ボヘミアン。生地をたぐり寄せたヒダをフリル調にまとめたり、スカートは数種類のファブリックをパッチワーク。ティアード状に重ねて立体的に構築し、一部にプリーツ加工を施して、ボヘミアンなレイヤードを甘くガーリーに仕上げた。アシンメトリーで猥雑なシルエットは同ブランドらしくもあり、漫画やアニメ、カワイイなどの日本カルチャーが持つ過剰なボリューム感を連想させた。

NOZOMI ISHIGURO HAUTE COUTURE x コレクションの記事

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