ファッション

ライトオン19年8月期は最終赤字予想に 秋冬物不振にZOZO撤退も痛手

 ライトオンは、2019年8月期の連結業績予想を下方修正した。修正後は売上高770億円(修正前は800億円)、営業利益1億円(同20億円)、純損失16億円(同3億5000万円の黒字)となる。

 打ち出しを強化した冬素材のボトムスやアウターなど防寒衣料が10月以降の暖冬を受けて売れなかった。年末年始商戦でも客数を伸ばせず苦戦。年始以降は在庫適正化を図ろうと大幅な値引きを行い、これにより売上総利益率も悪化した。

 同社はZOZOが昨年12月25日にスタートしたサブスクリプション型の会員サービス“ZOZOARIGATOメンバーシップ”に反対して、2月20日に「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」から完全撤退したばかり。通期業績予想にはEC外部モールからの退店による減収も織り込む。ライトオンの「ゾゾタウン」での売り上げは同社EC全体の50%以上を占めていた。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。