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渋谷スクランブルスクエアの展望スポットは財布のヒモ緩む ITのプロ「WWDジャパン」最新号につぶやく

 大手通信会社に入社後、国内外でITソリューションを提供するビジネスマンが、今週のファッション週刊紙「WWDファッション」で気になったニュースを要約してお届け。最先端のテクノロジーから企業と、その利用者が必要とするものについて考え続けたITのプロ、CKRが未来的視点からニュースにつぶやきを添えます。

P.4:「渋谷駅直結の渋スク、『高級駅ビル』の勝算」

読み解きポイント:観光で必ず立ち寄りたくなる展望スポットは、集客と収益のドライバー

ニュースのポイント

 2027年まで続く渋谷再開発プロジェクトにおける前半最大のハイライト「渋谷スクランブルスクエア 東棟」が‪11月1日‬に開業。高さ230m・47階建手のビルはオフィス、商業エリアで構成。屋上展望台は、ライゾマティクスがインタラクティブな空間を演出。ターゲットは、訪日客・観光客、オフィスワーカー、周辺の富裕層など幅広い。

CKRはこう読む!

 「屋上展望台:入場料2000円、年100万人の来場を見込む」。集客と収益のドライバーとなる展望デッキは、優良な観光資源ですね。私も観光に出かけると、必ず展望台に登ってしまいます。街の風景を高いところから一望したくなる人は、多いのではないでしょうか。

 そういえば、海外で登った展望台やクーポラの入場料、まったく覚えていません。財布の紐が勝手に緩んでいます。ということで、今回は、日本と世界の展望スポットの入場料について、調べてみました。

 ドバイのブルジュ・ハリファは、入場料370ディルハム(約1万900円)、高さ828メートルと、料金も、建物の高さもケタ外れですね。

 渋スクは、スカイデッキとして、料金、高さの面で、マリーナ・ベイ・サンズ(入場料は23シンガポールドル(約1800円)、高さ200メートル)と肩を並べそうです。国内だけでなく、世界の観光客がターゲットである渋谷のランドマークとなる渋スクは、「スクランブル交差点を見下ろすことのできる絶景スポット」「映像と音響で高揚するエレベーターでの移動体験」「230m上空でハンモックに寝そべりながら空を見上げることのできる空間」であることを考えると、財布の紐が緩む観光客をターゲットにした場合、今後、さらに強気なプライシングという可能性もありそうですね。

世界の展望スポット(料金順)

■ブルジュ・ハリファ/148階(UAE/ドバイ):入場料(370ディルハム、約1万900円)、高さ(828m)
■上海タワー/126階(中国):入場料(360元、約5500円)、高さ(632m)
■OUEスカイスペース(米国):入場料/滑り台(42ドル、約4500円)、高さ(300m)
■エッフェル塔(フランス):入場料(25.5ユーロ、約3000円)、高さ(276m)
■フィレンツェ・ドゥオーモ・クーポラ(イタリア):入場料(20ユーロ、約2400円)、高さ(107m)
■自由の女神(米国):入場料(21.5ドル、約2300円)、高さ(80m)
■ブリティッシュエアウェイズi360(英国):入場料(16ポンド、約2200円)、高さ(162m)
■ピサの斜塔(イタリア):入場料(18ユーロ、約2100円)、高さ(55.86m)
■台北101(台湾):入場料(600台湾ドル、約2100円)、高さ(382m)
■ペトロナス・ツインタワー(マレーシア):入場料(80リンギッド、約2000円)、高さ(370m)
■オスタンキノ・タワー(ロシア):入場料(1200ルーブル、約2000円)、高さ(337m)
●渋谷スクランブルスクエア(日本):入場料(2000円)、高さ(230m)
■マリーナ・ベイ・サンズ(シンガポール):入場料(23シンガポールドル、約1800円)、高さ(200m)
■凱旋門(フランス):入場料(12ユーロ、約1400円)

日本の展望スポット(料金順)

■東京スカイツリー/展望デッキ/展望回廊:入場料(3100円)、高さ(450m)
■東京タワー/トップデッキ:入場料(3000円)、高さ(250m)
■東京シティビュー/スカイデッキ:入場料(2300円)、高さ(238m)
●渋谷スクランブルスクエア(日本):入場料(2000円)、高さ(230m)
■清水寺:拝観料(400円)、高さ(12m)
■東京都庁舎/展望室:入場料(無料)、高さ(202m)

CKR Kondo : 大手通信会社に入社後、暗号技術/ICカードを活用した認証決済システムの開発に従事。その後、欧州/中東外資系企業向けITソリューションの提供、シンガポール外資系企業での事業開発を経験。企業とその先の利用者が必要とするもの、快適になるものを見極める経験を積み、ウェアラブルデバイスやFree WiFiを活用したサービスインキュベーションを推進。現在は、米国、欧州、アジア太平洋地域にまたがる、新たなサイバーセキュリティサービスの開発を推進中