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日鉄物産が新流通シタテルに出資 “川中の価値再構築”を実現する

 繊維商社の日鉄物産は、シタテルへの第三者割当増資引受による出資を発表した。

 2014年に設立されたシタテルは、国内の中小縫製事業者をデータベース化して、デザイナー・パタンナー・縫製工場・資材メーカーや加工工場などと連携し、衣服生産を必要とする事業者をインターネットを通してサポートする新流通プラットフォーム「シタテル」を手掛けている。

 日鉄物産の繊維事業本部はイノベーション推進室を設置し、衣料品生産のサプライチェーンにおけるデジタルテクノロジーの活用、IoT(モノのインターネット化)など優れた技術を持った企業に対する投資を推進しており、先ごろネット通販サイトのオンライン試着サービス「ユニサイズ(UNISIZE)」などを展開するメイキップとの資本提携を発表したばかり。シタテルへの出資により、OEM(相手先ブランドの生産)、ODM(相手先ブランドの企画生産)事業における企画提案力の強化や生産・物流・販売ノウハウの精度向上を図る。

 「当社がこれまで繊維業界で蓄積した経験やネットワーク、海外での生産背景、物流機能の活用などにより、両社の強みを最大限に発揮しながら、顧客価値の創造と協業シナジーの最大化を目指す」とし、“川中の価値再構築”を実現したいとしている。