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「シュプリーム」 × ジャンポール・ゴルチエの異色コラボが実現 ルックにはマドンナの娘を起用

 「シュプリーム(SUPREME)」は4月13日、先日インスタグラムで発表しかねてから発売が望まれていたフランス人デザイナー、ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)とのコラボコレクションを発表した。「シュプリーム」直営店と公式サイト、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)などで取り扱う。

 1953年にフランスで生まれたジャンポール・ゴルチエは、デザイナーになるための正規の教育を受けず、スケッチをスタイリストに送るなどして実力を認められ、当時人気絶頂だったピエール・カルダン(Pierre Cardin)のアシスタントに抜擢される。その後1976年に23歳の若さで自身の名を冠したウィメンズブランド「ジャンポール・ゴルチエ」を立ち上げると、確かなセンスに裏打ちされたメンズ用スカートをはじめとする前衛的なデザイン姿勢や、道路を貸し切ってサーカスさながらのショーを発表するなど、その枠組みにとらわれないスタンスで常に話題を振りまき、“モード界の異端児”や“悪童”などさまざまな異名を持つことに。また、今でいうジェンダーレスなデザインをいち早く取り入れたことでも知られ、1990年代にマドンナ(Madonna)のために制作した “コーンブラ”は、あえて女性の乳房を強調するデザインで物議を呼んだ。その一方で、長くオートクチュールを手掛けるなど、正統派パリのクチュリエとしての顔も持つ。なお、若きゴルチエを支えたのは日本のオンワード樫山で、当時パリにあったショップ「バスストップ」の専属デザイナーを務めていたこともある。

 全18型からなるコラボコレクションでは、ゴルチエらしい派手やかなダブルブレストのフェイクファーコートや、同じくダブルブレストのストライプジャケットとパンツとベストのスリーピーススーツ、バックパックが背面に付いたリバーシブルMA-1、“Fuck Racism”と名付けられたトラッカージャケットとデニムのセットアップ、花柄が目を引くフーディーとスエットパンツのセットアップ、ストリートテイストの強いグラフィックTシャツ、ベルト、サングラス、香水などを用意。さらには、ライダースジャケットで知られる米ブランド「ショット(SCHOTT)」とトリプルコラボしたレザーホルスターと、「ヴァンズ(VANS)」との2型のスニーカー“チャッカ(CHUKKA)”と“エラ(ERA)”も用意するなど、贅沢なラインアップとなっている。

 ルックではメンズモデルのほか、ゴルチエと親交の深いマドンナの娘ローデス・レオン(Lourdes Leon)も登場し、写真家のコリエ・ショア(Collier Schorr)が撮り下ろした。