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インバウンドを越える越境EC 参入する企業の取り組みとは

 いま、インバウンド需要よりも大きなマーケット成長を期待する越境ECに注目が集まっている。日本からの越境EC市場は中国向けとアメリカ向けの2つに分けられることが多いが、経済産業省における2014年の統計では、中国人が日本から越境ECを通じた商品の購入金額が6064億円、観光庁の訪日外国人消費行動調査による、同年の訪日中国人の旅行消費額が5583億円と、越境ECがインバウンドを上回っていることがわかる。さらに、経済産業省では中国人による日本からの越境ECによる購入金額が2018年までに約1兆3943億円にまで拡大する可能性があると予測している。

 越境ECの成長に伴い、販路拡大を狙う日本企業の新規参入が相次ぎ、自社サイトや携帯電話向けのアプリを立ち上げるケースが目立っている。そこで、今年4月にオープンしたオーガニック・ナチュラル商品を展開する「ナチュラカート(naturacart)」や、昨年7月にECアプリ「ワンドウ」をリリースアウトした「インアゴーラ(Inagora)」の取り組みを紹介する。

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