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原宿駅前に電通とサニーサイドアップが共同で商業施設を開業 東京五輪見据え

 電通とPR代理店大手のサニーサイドアップは来年1月、共同でJR原宿駅前の商業施設を開業する。場所は原宿のランドマークであるコーポオリンピア前の旧コクド本社跡地で、2013年にヨドバシカメラ(現ヨドバシホールディングス)が取得していた。両社は2018年12月〜21年11月までの期間限定で、ヨドバシホールディングスが現在建設を進めている地上2階建て、約2600平方メートルの建物を一括で借り上げ、テナントリーシングからPR、ブランディングまでを一貫して行う。広告会社やPR会社が中型以上の規模の商業施設を運営するのは非常に珍しい。サニーサイドアップのプロジェクト担当者は「東京オリンピック・パラリンピックなどで海外からも注目が高まる原宿を通して、日本のカルチャーを発信したい」と意気込む。投資額やテナントは未公表だが、「原宿という土地柄は、ファッション、グルメ、スポーツ、音楽、テクノロジーまで幅広いカテゴリーの企業と親和性がある。新しい顧客体験を提供するショーケースや企業間コラボレーションなど、当社ならではの新しい商業施設を仕掛けていく」。

 施設名称は「神宮前6丁目プロジェクト(仮称)」。原宿駅から表参道を渡ってすぐの好立地で、周辺には代々木体育館や大小さまざまなファッションブランドの店舗などが立ち並ぶ。電通がおおがかりなイベント・プロモーション、サニーサイドアップがPRやブランディングを担い、両社のネットワークを生かし、さまざまな企業とのコラボレーションを仕掛けると見られる。