米「WWD」からの人気企画「ファッション通信簿」では、ストリートからパーティー、レッドカーペットまで、海外セレブたちのファッションを厳しくチェック。A+、A、A-、B+、B、B-、C+、C、C-、D+、D、D-、そしてFAIL（失格）の13段階評価で格付けし、それぞれのファッションポイントを勝手に辛口ジャッジしちゃいます！
第5回は、ニューヨーク・メトロポリタン美術館で5月7日に開催された2018年「メットガラ（MET GALA）」のレッドカーペットから、同パーティーの共同ホストを務めたリアーナ（Rihanna）や、ケイティ・ペリー（Katy Perry）、マドンナ（Madonna）、サラ・ジェシカ・パーカー（Sarah Jessica Parker）など豪華な面々がそろった。毎年テーマに沿ったファッションが期待される「メットガラ」の今年のテーマは“Heavenly Bodies: Fashion and the Catholic Imagination（天国のボディー：ファッションとカトリックのイマジネーション）”だ。今回は比較的評価が高いスタイリングが多かったが、テーマに免じてファッションの神がほほえんだのだろうか？
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Rihanna at MET GALA 2018
ファッション教皇、ここに現る。繊細で豪華な刺しゅうが神々しい。一方、肩にかけたジャケットでローマ教皇にインスパイアされたルックにトレンド感をプラスすることも忘れていない。
Katy Perry at MET GALA 2018
太陽に近づきすぎた天使はその翼を焼かれるという神話があるように、ケイティ・ペリーも翼を焼かれないように気をつけたほうがいい。レッドカーペットの上よりクリスマスツリーの先端に飾るのがふさわしいだろう。
Madonna at MET GALA 2018
「メットガラ」のテーマを忠実に守ったマドンナ。ジャンポール・ゴルチエ（Jean Paul Gaultier）との長年の友好関係が功を奏する時が来た。彼の世界観を体現したこのゴシックなドレスは、テーマに完璧にマッチしている。彼女の足元にひれ伏したい。
Janelle Monae at MET GALA 2018
テーマにきちんと沿った、完璧なスタイリング例だ。コスプレというより、今シーズンのランウエイからそのまま飛び出してきたかのようだ。つばの広いハットで天使の輪を表現したのも新しい。
Sarah Jessica Parker at MET GALA 2018
聖母マリア像から全身のスタイリングを盗んできたサラ・ジェシカ・パーカー。キャンドルと寄付金箱があれば完璧だ。
SZA at MET GALA 2018
ヘッドピースと甘美なスタイリングで、ボッティチェリの絵画から出てきたかのようなシザ（SZA）。短いチュチュが天使のようなスタイリングに遊び心をプラスしている。サイハイブーツのおかげかロックな花嫁のように見えるのも高評価だ。
Zendaya at MET GALA 2018
ジャンヌ・ダルクのごとく、完璧にキメたゼンデイヤ（Zendaya）。ヘアとメイクも無敵の仕上がりだ。しかし、レッドカーペットを歩くにしては少しコスプレ感を出しすぎてしまった。
Evan Rachel Wood at MET GALA 2018
ゴールドの羽根のケープが嫌いな人はいないだろう。シックでありながら控えめで、テーマにぴったりだ。エヴァン・レイチェル・ウッド（Evan Rachel Wood）お得意のパンツスーツで全体のスタイリングを上品にまとめている。
