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元「シュプリーム」CDが手掛ける「ノア」が日本上陸 ベイクルーズが裏原宿に直営店出店

 ベイクルーズが今秋から「シュプリーム(SUPREME)」の元クリエイティブ・ディレクター(CD)のブレンドン・バベンジン(Brendon Babenzien)が手掛けるニューヨーク(NY)発の「ノア(NOAH)」と契約を交わし、直営店「ノア クラブハウス(NOAH CLUBHOUSE)」の出店に乗り出すことが分かった。9月2日、裏原宿(渋谷区神宮前4-26-29)に1号店をオープンする。

 「ノア」は、スケートボード、サーフィン、音楽などに造詣が深いブレンドンCDが、ストリートのエッセンスをトラッドのマインドや技術と融合させた独自のテイストが特徴で、水や十字架、聖書などのモチーフで知られている。Tシャツ、スエット、キャップだけでなく、シャツやジャケット、セレクト小物などまで商材の幅も広い。2015年10月にNYマンハッタンのマルベリー通りとケンマレ通りの間に路面旗艦店をオープン。翌16年にドーバー ストリート マーケット ロンドン(DOVER STREET MARKET LONDON)にインショップを開設。東京は世界で3店舗目となる。

  梅林昭仁ベイクルーズ ノア事業部マネージャーは「世界のブランドを見渡した中で、『ノア』はオリジナリティーもアイデアの盛り込み方も突出している。ロロピアーナ(LORO PIANA)のベビーキャメルヘア100%のジャケットなど、一般的には使わないような高価な生地を使うなど、クオリティーへのこだわりも申し分ない。NY店オープンのタイミングで視察し、すぐに日本で直営店を開きたいとオファーした」と、「ノア」導入の理由を説明する。日本からのオファーも多かったようだが、じっくりと交流を重ね、今年2月に正式契約に至った。「昨年ブレンドンが来日した際に、弊社の各業態や出店候補地などを見て、アパレルやフード、インテリア、海外ブランドのセレクトの幅など、多種多様なチャネルや展開力に魅力を感じてくれたようだ。直営店を最初から提案したのも評価ポイントだったようだ」と古峯正佳ベイクルーズ上席取締役副社長チーフ・ビジネスユニットオフィサー(CUO)は振り返る。

 「ノア クラブハウス」は、キャットストリートと「シュプリーム」がある九重商店街との間に位置。石積みの外壁が印象的な美容室跡地で、1、2階の2層で売り場面積は約218平方メートル。インテリアデザインはNY店同様、ブレンドンCDの妻・エステル(Estelle)が担当する。玄関やレセプションルーム、リビングダイニング、キッチン、スタディールームなどを設け、生活をそのまま体験できるようなアットホームな空間に仕上げる。

 オープン時の品ぞろえは、「ノア」のオリジナルが80~85%を占め、残りを仕入れ中心のシューズやサングラス、バッグ、ベルトなどの服飾雑貨で構成。書籍や文房具も扱う。価格はTシャツが6000円~、スエットが1万6000~2万円、パンツが1万8000~5万円、アウターが2万8000~13万円、キャップが4000~1万5000円など。NYとの内外価格差は1.1~1.2倍とかなり抑えた。今後はトラッドやオーセンティックなブランドとのコラボなども続々と打ち出し、テーラリングやスーチングなどにまでアイテムを拡充する予定だ。初年度売上高目標は2億5000万円。うち、ECは8000万円を計画する。