メキシカンの象徴「タコス」
原宿界隈では今年、メキシカン・ショップが次々とオープンし、話題になっている。メキシコ産輸入ビールのコロナ・エキストラ(以下、コロナ)を国内展開するモルソン・クアーズ・ジャパンも7月20日、原宿キャットストリートにポップアップバー、コロナサンセットバー原宿を出店した。
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メキシコをはじめとする“ラテン・ムーブメント”は、ランウエイでは一足早く登場した。「ジバンシィ バイ リカルド ティッシ(GIVENCHY BY RICCARDO TISCI)」は、どこよりも早く南米の魅力に注目。南米出身のモデルも数多く起用している。その後も、エスニックと相性がいい音楽フェスやストリートのファッションで広がりを見せている。開放的な“ラテン・ムーブメント”はライフスタイル全体で大きなトレンドになっているが、特にフードの世界では気軽に楽しめるタコスなどメキシカンが注目を集めている。メキシカンはヘルシー志向、プレミアム志向という現代の風潮にもぴったりで、フードやファッションを越え、ライフスタイルとしての“メキシカン・ムード”は世界中に広がった。
新しい文化が根付きやすい原宿だが、多くの出店が重なったことは偶然と各店は口をそろえる。とはいえ、「偶然生まれたトレンドを一丸となってスタイル化したい」という思いは変わらない。日本でもメキシカンが単なるフードという領域を越え、ライフスタイルとして定着するためには、コロナやタコスなど、メキシカンを印象づける商品の存在が重要だ。
2015年原宿に出店した注目のメキシカン4店舗
■ CORONA SUNSETS BAR HARAJUKU 〜コロナが仕掛ける一大ポップアップバー〜
コロナ・サンセット・バー 原宿
キャンペーン「FIND YOUR BEACH」の一環として、世界中でさまざまなイベントを行うコロナだが、バーイベントとしての出店はこれが世界初。大河内加代子 モルソン・クアーズ・ジャパン マーケティング本部ブランド・マネジャーは出店について、「忙しい日常からエスケープするためのキャンペーンだが、実際にバカンスへ出掛けられる人は少ないはず。都会のオアシスとして活用できる場所に出店したかった」と話す。
原宿を選んだ理由については、「感度が高い人が多く、海外から入ってくる話題に敏感な街。トレンドになり始めたメキシカンがライフスタイルに定着していくはず」という。数多くのメキシカンが出店する原宿ゆえ、コロナを取り扱う店舗は多い。「すっきりして飲みやすいコロナはどんな料理にも合う。『ボトルスタイル』『ライム』『フルーティー』など、連想するイメージも強い。今後は単なる“商品”を超え、メキシカン・ブームを支える“スタイル”になってほしい」。多数出店するメキシカンの店舗とともに、メキシコらしいリラックスムードのあるライフスタイルを提案することが目標だ。
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■ Taco Bell 〜世界最大級のタコス・チェーン〜
タコベル
カリフォルニア発のチェーン・タコススタンド「タコベル」。「世界的ブームのメキシカン・ファストフードが日本になかったことが出店の理由。若々しく元気なイメージの渋谷へ出店したかった」。
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ALHA AMIGO 〜メキシカン×ハワイアンが異色のコラボ〜
アロハアミーゴ
アロハアミーゴはメキシカンとハワイアンを組み合わせた異色のカフェ&ダイニング。“ヘルシー”をキーワードに、全154席のうちテラス席75席という開放的な空間を提供する。
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Guzman y Gomez 〜行列必死のブリトー専門店〜
グズマン イー ゴメス
グズマン イー ゴメズ ラフォーレ ハラジュクはオーストラリア発のメキシカンダイナー。トランジットジェネラルオフィスの100%子会社トランジットメキシカンフードオペレーションがオープンした。中村貞裕トランジットジェネラルオフィス社長は出店について、「海外では数年前からオシャレなメキシカンがはやっていたが、日本にはまだその文化がなかった。メキシカン出店が重なったのは偶然だが、これを機に単なるトレンドを新しいスタイルにしたい」と語る。
「原宿はもともと行列が好きな人が集まる場所。今や食のテーマパークになっている。新しいアトラクションを出すなら、同じテーマパーク内に出店するのが自然な流れだった」と中村社長。