ケン・ダウニング/ニーマンマーカスシニア・バイス・プレジデント兼ファッション・ディレクター
ハレルヤ!ラフの類まれな才能によって、カルバン・クライン社に新しい時代が訪れる。ファッション史に残るニュースだよ。ニーマンマーカスでも、ラフが手掛けていた頃の「ジル・サンダー」と「ディオール」は好調だった。ラフは色使いやフェミニニティーバのさじ加減がうまく、ミニマルな中にも色気を含むブランドとして成功してきた「カルバン・クライン コレクション」に向いている。また、インダストリアル・デザインを学んでいるラフなら、ウエアに限らず、香水や下着のラインにも対応できるだろう。「グッチ」や「ジバンシィ バイ リカルド ティッシ」を見ていても、ブランドの成功は、クリエイティブ・ディレクターが広告キャンペーンや店舗デザイン、デジタルといったデザイン以外の各面にどれだけ関わり、リーダーシップをとることができるかにかかっているということが分かる。カルバン・クライン社は、10〜20年前の全盛期に見せた勢いを、ラフののディレクションの下で取り戻せるだろう。
ダイアン・フォン・ファステンバーグ/アメリカ ファッションデザイナー協議会(CFDA)会長
彼こそが適任!ラフの就任はアメリカのファッションにとっても重要な出来事よ。