ファッション

新生カルバン・クラインが待ちきれない! ラフ・シモンズの就任にNYファッション業界が歓喜

 1年近く憶測やウワサが飛び交った後、ラフ・シモンズがカルバン・クライン社チーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任した。正式発表を受け、ニューヨークのファッション業界は「待ってました!」と言わんばかりに盛り上がり、ラフに歓迎と期待の言葉を送っている。シモンズ=チーフ・クリエイティブ・オフィサーはカルバン・クライン社の全ラインのクリエイティブ面を率いるほか、ブランドイメージに関わる各部門を監修することになるため、同社に大きな転機をもたらすことが予想される。来年2月に発表する2017-18年秋冬コレクションへの期待を胸に、ファッション業界人の要人たちがラフによるカルバン・クライン社の未来の姿を思い描く。

ケン・ダウニング/ニーマンマーカスシニア・バイス・プレジデント兼ファッション・ディレクター
 ハレルヤ!ラフの類まれな才能によって、カルバン・クライン社に新しい時代が訪れる。ファッション史に残るニュースだよ。ニーマンマーカスでも、ラフが手掛けていた頃の「ジル・サンダー」と「ディオール」は好調だった。ラフは色使いやフェミニニティーバのさじ加減がうまく、ミニマルな中にも色気を含むブランドとして成功してきた「カルバン・クライン コレクション」に向いている。また、インダストリアル・デザインを学んでいるラフなら、ウエアに限らず、香水や下着のラインにも対応できるだろう。「グッチ」や「ジバンシィ バイ リカルド ティッシ」を見ていても、ブランドの成功は、クリエイティブ・ディレクターが広告キャンペーンや店舗デザイン、デジタルといったデザイン以外の各面にどれだけ関わり、リーダーシップをとることができるかにかかっているということが分かる。カルバン・クライン社は、10〜20年前の全盛期に見せた勢いを、ラフののディレクションの下で取り戻せるだろう。

ダイアン・フォン・ファステンバーグ/アメリカ ファッションデザイナー協議会(CFDA)会長
 彼こそが適任!ラフの就任はアメリカのファッションにとっても重要な出来事よ。

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