ファッション

リステアが音楽バンドと組みブランディング事業を開始

 リステアは、アーティストのI Don’t Like Mondays.(日本コロムビア所属/以下、アイドラ)のマネジメントなどを手掛ける企業、フェイスとブランド運営およびビジュアル面について業務提携した。リステアはアイドラのブランディングをサポートし、アイドラ監修のファッションブランド「アイディーエルエムエス. クリエイティブ ディレクション バイ リステア エディション(IDLMs. CREATIVE DIRECTION BY RESTIR EDITION/以下、IDLMs.)」の企画・生産を手掛ける。高下浩明リステア社長は、「これまでファッションと音楽の業界は近いようで遠い存在だった。フェイスとの提携で、異業種による協業の成功事例を作りたい。将来的にはアイドラはもちろん、『IDLMs.』を日本発信で海外にも通用するコンテンツに育てたい」と意気込む。

 アイドラは「買ってすぐパジャマになってしまうようなライブTシャツではなく、自分たちが本当にかっこいいと思えるモノを作りたい」と話す。Tシャツやパーカ、コーチジャケットなど6型程度を製作予定で、まずは10月30日に始まるツアー会場で販売する。価格は5000円台から1万円台前半程度。将来的にはショップオープンはもちろん、ライブとファッションショーを連動させたイベントの開催にも意欲的だ。

 また、リステアはアイドラのビジュアルに関わる業務を監修し、ディレクションする。その一環として、9月28日に発売するアイドラのセカンドアルバム“FASHION”では、ジャケットだけでなく、同封するブックレットのビジュアルも高下社長自らがクリエイティブ・ディレクターとなって制作した。使用した衣装は全て「リステア ブティック」のセレクト商品だ。今後もアイドラがメディアなどに露出する際は、バンドイメージの統一を図るためにリステアが継続してディレクションする。ファッションと音楽のそれぞれが刺激し合い、今の両業界に足りないワクワク感を生み出したいという思いが一致した。

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