ファッション

マッシュの有機サラダバー&デリが恵比寿に登場、グルテンフリー・ダイエッターにも朗報

 マッシュホールディングスは、4月15日に開業したアトレ恵比寿西館の2階ワンフロアに"マッシュウェルネスフロア"をオープンした。

 ニュージーランド発のエコ洗剤「エコストア(ECO STORE)」のアジア1号店に並び、新業態としてオープンしたのが、オーガニックレストラン「コスメキッチン アダプテーション(COSME KITCHEN ADAPTATION)」だ。

 店名の"アダプテーション"というのは、状況などに合わせて"順応・適応・変化する"という意味。「発酵食品や玄米菜食など、日本の食文化を大切にしながらも、マクロビオテックやローフード、ビーガン、グルテンフリーなど、多様化する食事手法にアダプトし、今の自分に必要な食事をアダプトしながら食事を楽しんでもらいた」という想いを込めた。特にグルテンフリーは、ミランダ・カーやローラ、マーク・ジェイコブスやプロテニス選手のノバク・ジョコビッチらも取り入れている健康法で、最近注目が高まっている食の新トレンドとも言える。そこで掲げたのが、"クリーン・イーティング(CLEAN EATING)"というコンセプトで、「おいしく食べて、心も体も美しくなる」ことを提案している。

 その象徴が、店内中央にあるオーガニックサラダバー&デリだ。実を付けたオリーブの木の周りには、ハーブやスーパーフード、発酵食品や良質なオイルなどが使われたオリジナルレシピのデリ(約10種類)と、色とりどりの葉野菜や根菜、雑穀、スーパーフードなどのトッピング(約30種類)、さらには、味だけでなく、ビューティ、クリーン、デトックスなどの目的別でも選べる、"食べる美容液"といえるようなドレッシング(常時6種類)も並べられている。視覚的にも美しく、携帯電話で撮影し、その場でSNSに投稿する客も多い。「バリエーションも豊富で、おかわりも自由。自分の体調や状況にアダプトしながら、楽しみながら、心も体も美しくなってもらいたい」と近藤広幸・社長。ドレッシングに加え、特製のもろみ味噌もオススメだ。

 ナチュラルビーフを使ったオーガニックバーガー類や、野菜をたっぷり使用したパスタ(200円でグルテンフリーパスタへの変更も可能)、ビーガンパッタイ、有機発芽玄米を使ったライスボール類や、ナチュラルミートを使ったハンバーグやラムチョップ、アクアパッツァなども用意。ドリンクでは、「ジューサリー バイ コスメキッチン(JUICERY BY COSMEKTCHEN)のコールドプレストジュースや、スーパーフードスムージー、「ビオ ワイン キッチン(BIO WINE KITCHEN)」の日本未入荷のオーガニックワインなどを提供する。

 スイーツについては、「なるべく体に負担をかけない素材で、ヘルシーなのにおいしい、自慢のビューティースイーツを目指した」という。イチ押しは「ビーガンソフトクリームパフェ」(1200円)で、マキベリー、アサイー、ゴジベリーなどのスーパーフードとストロベリー、ブルーベリーを使用した"ベリーソース"と、スーパーフードのモリンガと有機抹茶のブレンドをベースに、有機の枝豆を使用したずんだを合せた"抹茶ずんだ"の2種類を用意。その他、カカオローケーキやグルテンフリーガトーショコラなどあり、「罪悪感を覚えずに、スイーツを楽しんでもらえるのでは」と話す。

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松下久美

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