
先日、家で晩酌をしていたときのことです。一口飲んで「ん?」と驚きました。なんだか、いつもと味が違うのです。
おかしいなと缶をよく見ると、いつもの「金麦」とどこか違います。表記が「発泡酒(新ジャンル)」から「生ビール」に変わっていたのです。
背景にあったのは10月1日の酒税法改正でした。この改正に合わせて、サントリーの「金麦」だけでなく、キリンの「本麒麟」やアサヒの「クリアアサヒ」も「生ビール」へと生まれ変わるようです。
これまで日本のビール市場には、麦芽の比率を抑えて酒税を安くする仕組みがありました。メーカー各社はこの仕組みを活かして開発競争を繰り広げ、1994年のサントリー「ホップス」を皮切りにキリン「淡麗」などの「発泡酒(第二のビール)」が誕生。発泡酒が増税されると、2000年代前半には豆類のたんぱく質を使ったり、発泡酒に麦のスピリッツを加えたりした「第三のビール(新ジャンル)」として、「金麦」や「本麒麟」などを生み出してきました。
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