ファッション
特集 HUMAN MADE 上場の“その先”へ 第8回 / 全11回

柳澤純一CFOは「当初から年商1500億円をイメージして逆算、1億%いける」 HUMAN MADE幹部が語る「クリエイティブ×ビジネス」Vol.2

有料会員限定記事

PROFILE: 柳澤純一/取締役CFO

柳澤純一/取締役CFO
PROFILE: (やなぎさわ・じゅんいち)公認会計士/日本証券アナリスト協会検定会員。コンサルティングファーム、有限責任監査法人トーマツ、デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリーにおいて法定監査、IPO、M&A、事業再生、企業再編のアドバイザリー業務に従事。2016年、HUMAN MADEの設立と同時に取締役(非常勤)に就任。18年、取締役CFOに就任。コーポレート部門を管掌 PHOTO : SHUNICHI ODA

HUMAN MADEは、クリエイティブをNIGO®が、そしてビジネスを松沼礼最高経営責任者(CEO)と柳澤純一最高財務責任者(CFO)、鳩山玲人最高戦略責任者(CSO)の3人がリードしている。3人はNIGO®のクリエイティブをどのように捉え、その中で自らの役割をどのように考えているのだろう?NIGO®という個人の天才的なセンスで成り立つブランドを、どうすることで、仮に彼がいなくても企業として継続させようとしているのか?それぞれに話を聞いた。(この記事は「WWDJAPAN」2026年9月7日号からの抜粋です)

年商1500億円をイメージ
“1億パーセント”いける

柳澤純一CFOは、NIGO®が「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」を手掛けるノーウェアで上場を考えていた際、IPOのアドバイザーを務めた経験を持つ。ただその後ノーウェアは負債を抱え、香港企業のI.Tに売却。その価格は数億円だったと言われている。 柳澤CFOは当時を振り返り、「『ア ベイシング エイプ®』をあそこまでの存在にしたのは、NIGO®さんのクリエイティブの力。だからこそNIGO®さんと新しいブランドをつくるなら、“1億%”いけると思った。一度ブランドを大きくした経験があるからこそ、次はさらに上のレベルまで行けると思った」と話す。NIGO®のクリエイティブへの確信と、新たなブランドの可能性への期待が、HUMAN MADEの前身となるオツモの創業につながった。元来「デザインの価値を信じることができる」経営のプロフェッショナルだ。

この続きを読むには…
残り1335⽂字, 画像2枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

特集 HUMAN MADE 天才NIGO®に依存しない「カルチャー×ビジネス」の設計図

「WWDJAPAN」9月7日発売号は、HUMAN MADEを特集します。2025年11月に東証グロース市場へ上場し、日本のファッション業界の台風の目となった同社。創業者NIGO®の求心力を原動力にしながら、そのカリスマ性に依存しない企業へと組み替えられていく設計図を、全9ページで解き明かします。 特集の冒頭は、「ヒューマンメイド」の2010年のファーストコレクション発表から今日までを一枚の年表で俯…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。