
ここまで見てきたように、HUMAN MADE(以下、HM)のコミュニティー拡大戦略や強固なビジネススキームは非常に完成度が高い。第一線で活躍する経営者やクリエイターたちはHMやNIGO®という存在をどう捉えているのだろう?(この記事は「WWDJAPAN」2026年9月7日号からの抜粋です)
ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)
クリエイター、デザイナー、起業家

東京は、僕にとってひとつの“学校”でした。ディテールこそが大切であり、クラフツマンシップとは、ものに対する敬意そのものなのだということを教えてくれました。日本に来るたびに、これほどまでにひとつのことに真摯に向き合う姿勢は、他ではなかなか見られないと感じます。人は、自分が愛するものを軸にひとつの世界をつくり上げ、そこにとことんまで深く入り込んでいく。僕の兄弟、NIGO®もまさにそんな人の一人です。彼は、自分にインスピレーションを与えてきた東京のさまざまな時代を、実際に生き、その時代そのものを形づくってきた。何かをリサーチして引用しているわけではない。彼は、そこに“いた”んです。だからこそ、HMはその歴史を偽ることなく、ありのままに受け継いでいる。そして、それを薄めたり、過去を懐かしむだけのものにしたりするのではなく、常に進化させ続けているんです。
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