ファッション

仏ファッションの重鎮 ジャン・ジャック・ピカールが引退宣言

 フランスファッション業界の重鎮、ジャン・ジャック・ピカール(Jean Jacques Picart)(68)が今年で引退した。彼は、ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)=LVMH社長兼最高経営責任者のアドバイザーを務め、クリスチャン・ラクロワ(Christian Lacroix)とも何年も仕事を共にした。彼のクライアントには、「ユニクロ(UNIQLO)」「セオリー(THEORY)」「ディオール オム(DIOR HOMME)」「ジバンシィ(GIVENCHY)」「ケンゾー(KENZO)」などが名を連ねる。
 
 ピカールは1970年から86年までプレスオフィスを経営し、「ミュグレー(MUGLER)」や「エルメス(HERMES)」「クロエ(CHLOE)」「サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」などのブランドを担当し、2000年に、パリを拠点にしたコンサル会社のJJPカウンシルを設立した。

 また、妻のニコル・ピカール(Nicole Picart)「マダム フィガロ(MADAME FIGARO)」編集長も年度内に引退する予定で、引退後は2人でパリとプロヴァンスを行き来するという。

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