ファッション

跡見学園女子大生が環境問題を考えるリユース・ファッションショー開催

 跡見学園女子大学は、7月26日、環境や社会と共生するビジネスを学ぶ生活環境マネジメント学科の学生によるファッションショー「アトミ ガールズ コレクション」を埼玉県の新座キャンパスで開催した。同ショーは、2011年の東日本大震災発生を機に企画され、今回が5回目。衣服の大量生産、大量消費によるゴミが問題となる中、環境問題やサスティナブルの認知を広げることを目的として、リユース(再使用)をテーマに掲げた。学生たちがショ—に着用して登場したのは、祖母、母親などが昔着ていた服を集めたもので、「1960年代のポップ・エレガント」や「70年代のヒッピースタイル」などにスタイリングした。「母親世代の服でも工夫次第でかわいく着用できることをアピールしたかった」と学生たち。リーダーを務めた戸松沙紀2年は、「私は、もともと古着が好きで、ファッションの可能性をさらに実感できた」。また、ファッションジャーナリストで、今期から同学科に着任し、ファッションショーを指導した横井由利・准教授は、「ファッション業界も、CSR(企業の社会的責任)が重要になっている。楽しさだけでなく、企業が社会に与える影響、ファッションが社会に対して何ができるのかを学生たちに学んでほしい」と話した。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。