ビューティ
連載 ファッション業界人も知るべき今週のビューティ展望

世界最大級のビューティ専門店、米「セフォラ」の強さの理由 “顧客体験”で全方位の攻め

有料会員限定記事

ビューティ賢者が最新の業界ニュースを斬る

ビューティ・インサイトは、「WWDJAPAN.com」のニュースを起点に識者が業界の展望を語る。
今週は、世界最大級のビューティ専門店チェーン、セフォラの話。
(この記事は「WWDJAPAN」2026年3月2日号からの抜粋です)

矢野貴久子「BeautyTech.jp」編集長 プロフィール

雑誌編集者を経て1999年からデジタルメディアに関わり2017年、アイスタイルで媒体開発に着手。18年2月に美容業界のイノベーションを扱うメディア「BeautyTech.jp」の編集長に就任

【賢者が選んだ注目ニュース】

ビューティリテールの世界で常に「次の一手」が注目されている米国セフォラ(SEPHORA)が、顧客体験という点でまさに全方位の攻めを展開している。セフォラの強さは、顧客体験至上主義として“迷わせないスムーズな購買体験”を追求してきた点にある。声高にパーソナライズとは言わないものの、顧客が自分の意志でコスメを選ぶ導線に組み込まれ、結果として自然に自分に合うものに導かれる設計になっているのだ。

その土台にあるのが、2007年に開始しアップデートを重ねてきた、誰でも入れるポイントプログラム「ビューティ・インサイダー(Beauty Insider)」である。北米だけで4500万人規模を誇り、会員の購買や行動、嗜好などを蓄積し続けている、いわばセフォラの土台だ。

この続きを読むには…
残り1645⽂字, 画像2枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2026-27年秋冬ロンドン&ニューヨークコレ特集 更新されるロンドンの美学

今季のロンドンを象徴するのは、20周年を迎えた「アーデム(ERDEM)」。ビクトリア朝のシルエットやロマンチックな刺しゅうといった「アーデム」のらしさ、または英国的な美的感覚を解体し、現代の文脈へと編み直していく—そんな「アーデム」のアティチュードにロンドンの独立系ブランドが目指すべき成熟の姿を見ることができました。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。