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「スリー」が体験型精油蒸留所を佐賀にオープン アロマの体験イベントや限定アイスを用意

スリー(THREE)」は10月19日、自社農園から直送したハーブを蒸留する「スリー アロマ ディスティラリー(呼子蒸留所)」を佐賀県唐津市にオープンする。呼子町の朝市通りにある古民家を改装し、オリジナルの精油蒸留器と精油の研究ラボを設置した。ワークショップや蒸留所見学など体験型のイベントを11月〜2026年春にかけて順次開催するほか、限定品の販売を行う。

同施設は“苗作りから収穫、蒸留、研究まで。”をモットーに、顧客と体験を共有できる場所を目指す。体験型コンテンツは3種類を展開する。いずれも予約制で、ブランド公式サイトやアプリで告知し不定期で開催する。11月からスタートするのは、ブランドオリジナル精油を使ったアロマディフューザー作りと、アロマポプリなどのアロマアイテムを作るワークショップだ。精油のスペシャリストによるサポートのもと、季節やテーマ、マインドから香りを選び、自分だけのアイテムを作ることができる。2026年春には、精油の蒸留体験を開始する。唐津市内にある同ブランドのハーブガーデンで収穫した植物の蒸留工程を見学できるというもので、根本的な“もの作り”体験を提供する。

加えて、オリジナルアイスクリーム“ハーブアイスミルク”(3個セット、2106円)を同施設限定アイテムとして取り扱う。フレーバーは、“ゼラニウム”“ペパーミント”“ホーリーバジル”の3種。ほか、“オリジナル ブレンドティー”(全5種、各2g×10包、各1728円)と“エッセンシャルオイル”(全30種、各10mL、3960円~2万6400円)を販売する。

「スリー」と呼子町

「スリー」は22年に、佐賀県でオリジナル精油の原料となる芳香植物の栽培を始めた。収穫植物の原料化に向け、畑から近距離に設置できる蒸留所を構想する中で、歴史的建造物や文化財が多く残る呼子町の朝市通りに出合う。その場所で空き家となった古民家を改築している中地域再活性を目指す町おこしプロジェクトにも共感し、今回のオープンにつながった。

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