7月25〜27日に新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催される日本最大級の音楽フェス「フジロックフェスティバル’25(FUJI ROCK FESTIVAL'25)」(以下、「フジロック」)。今年のヘッドライナーは、7月25日がフレッド・アゲイン(FRED AGAIN..)、26日がヴルフペック(VULFPECK)、27日がヴァンパイア・ウィークエンド(VAMPIRE WEEKEND)が務めるほか、Suchmos(サチモス)やフォー・テット(Four Tet)、ジェイムス・ブレイク(James Blake)、山下達郎、ハイム(HAIM)、リトル・シムズ(Little Simz)、Vaundy、Creepy Nuts、RADWIMPSなど注目アーティストが多く出演する。
今回、音楽ライターのZ11&WWDJAPAN編集部がファッション&音楽好きにおすすめするアーティスト24組をピックアップ。ぜひ現地で見る際の参考にしてほしい。
1日目/7月25日
Green Stage
FRED AGAIN..
ロンドン出身のプロデューサー/DJ/シンガーソングライター、フレッド・アゲイン(Fred again..)は、エド・シーランやストームジーらの楽曲制作にも関わり、英国の音楽賞でも評価された実力派である。「Actual Life」シリーズでは日常の断片をサンプリングし、感情の起伏をダンスミュージックとして昇華。スクリレックスやブライアン・イーノとの共演など、ジャンルや世代を超えたコラボレーションも特徴だ。ライブでは即興性に富んだセットと観客との一体感が魅力であり、ロンドンの「Boiler Room」での圧巻のプレイは世界中で話題となった。日本初上陸となる今回の「フジロック」では、クラブとフェスの境界を軽々と越えるパフォーマンスが期待される。
HYUKOH & SUNSET ROLLERCOASTER
韓国のバンドHYUKOH(ヒョゴ)と台湾のSunset Rollercoaster(サンセット・ローラーコースター、落日飛車)によるコラボステージは、アジア・インディーの現在地を象徴する一夜限りの共演である。HYUKOHは、センチメンタルな歌と鋭敏なバンドサウンドで韓国の若者の心を捉えた存在。Sunset Rollercoasterは、甘美なシティポップ風サウンドとビンテージな音像で台湾を代表する人気バンドとなった。それぞれの持つ文化的背景と音楽性が混じり合い、即興性を帯びたセッションが展開されるステージは、まさにフジロックならではの風景である。アジアからの新しい風が、苗場の空気をしなやかに揺らすに違いない。
White Stage
Suchmos
サチモス(Suchmos)は、ジャズ、ソウル、R&Bのエッセンスをロックに溶け込ませた音楽性で2010年代の日本音楽シーンを席巻したバンドである。13年に結成され、16年の「STAY TUNE」がCMソングに起用されたことで一躍脚光を浴びた。都会的なグルーヴと洒脱なサウンド、YONCEのしなやかなボーカルが絶妙に溶け合い、聴く者を日常から切り離すような没入感を生む。NHKサッカーテーマ「VOLT-AGE」などでも存在感を示しつつ、21年に活動を一時休止。その後24年に再始動を果たし、変化と深化を経たサウンドで再びシーンに帰還した。円熟味を増したライブパフォーマンスは、苗場の大自然とも呼応するに違いない。
MDOU MOCTAR
ニジェール共和国出身のエムドゥ・モクター(Mdou Moctar)は、伝統的なトゥアレグ音楽とロックギターを融合させたスタイルで、グローバルな注目を集めるギタリストである。砂漠のジミ・ヘンドリックスとも評される超絶技巧とスピリチュアルなサウンドは、まさに唯一無二。主演映画や欧米フェス出演を経て、2021年に発表されたアルバム「Afrique Victime」では、ポリリズムと情熱が交錯する圧巻のサウンドで絶賛を浴びた。爆発力あるライブでは、電撃のようなギタープレイとエネルギッシュなリズムが荒野を駆けるような高揚感をもたらす。現在のエムドゥ・モクターはバンドとして活動しており、モクターに加えて、リズム・ギタリストのアフムードゥ・マダサネ、ドラマーのスレイマン・イブラヒム、そしてアメリカ人ベーシスト兼プロデューサーのマイキー・コルタンの4人組だ。アフリカ音楽の未来を切り開く存在として、「フジロック」でもその熱量をぶつけてくるだろう。
Red Marquee
TYCHO
ティコ(Tycho)は、米国サンフランシスコを拠点に活動するスコット・ハンセンによる音楽プロジェクトである。アンビエントとポストロックを基調とし、美しいシンセ・パッドと繊細なギターによって構成される浮遊感のあるサウンドが特徴。グラフィック・デザイナーとしても活動し、自身のライブでは映像と音を融合させた没入型パフォーマンスを展開する。グラミー賞にもノミネートされた「Weather」など、アルバムごとに進化を続ける表現力は、ジャンルを超えてファンを獲得してきた。夕暮れ時の自然と溶け合うようなサウンドスケープは、「フジロック」という環境と完璧にマッチするだろう。
PERFUME GENIUS
パフューム・ジーニアス(Perfume Genius)は、アメリカ・シアトル出身のマイク・ハドレアスによるプロジェクトである。繊細なピアノバラードから始まり、アートロックやエレクトロニカ、グラムロックまで多様な音楽性を展開してきた。とりわけジェンダーやアイデンティティーへの鋭い眼差しと、詩的で劇的な表現がLGBTQコミュニティーにも支持されている。幻想的かつドラマチックなステージは、音楽だけでなく身体表現や演出も含めた表現の場であり、魂を揺さぶるようなライブ体験を提供する。静謐と高揚が交錯するそのパフォーマンスは、フジロックの初日に深い余韻を残すはずだ。
青葉市子
青葉市子は、クラシックギターと声のみで紡ぎ出す静謐な音楽世界で知られるシンガーソングライターである。2010年に10代でデビューして以来、詩的な言葉と独創的な旋律で、聴く者を幻想的な空間へと誘ってきた。代表作「0(ゼロ)」「アダンの風」などでは、自然や夢の中にいるような音響風景を構築。近年は舞台音楽や海外ツアーも手がけるなど、その活動は国内外を問わず広がっている。音と音の間に漂う静けさまでが音楽となるライブは、苗場の森と風とも呼応し、観客に深い没入体験をもたらすだろう。時に言葉より雄弁に語るそのステージは、フェスの中でも異質な輝きを放つ。
2日目/7月26日
Green Stage
VULFPECK
ヴルフペック(VULFPECK)は、米・ミシガン大学で出会った音楽学部の学生たちによって結成されたファンク・コレクティブである。ミニマルなファンクやR&B、モータウン、ニューソウルから強い影響を受けつつ、インストゥルメンタルとボーカル曲を自在に行き来し、過剰な装飾を排したタイトなグルーヴとユーモアを武器に独自の音楽世界を築いてきた。代表曲「Dean Town」や「Back Pocket」などに象徴されるように、ベースラインやリズムセクションが主役となる構成も多く、プレイヤーシップの高さが際立っている。ライブでは、即興性と遊び心に満ちた構成、そして観客との一体感を生む巧みなステージ運びが魅力である。音楽を純粋に楽しむという古き良き精神と現代的なDIY感覚が共存するヴルフペックのライブは、ファンク本来の喜びをあらためて体感させてくれるだろう。
山下達郎
山下達郎は、日本のポップス界を代表するシンガーソングライターであり、シティポップの象徴的存在として国内外に多大な影響を与えてきた。1975年にシュガー・ベイブでデビュー後、ソロとして「RIDE ON TIME」「クリスマス・イブ」など数々のヒットを放ち、卓越した作曲・編曲センスと演奏技術で高く評価されている。ライブでは自身の音楽に対する完璧主義が貫かれ、緻密なバンドアンサンブルと圧倒的な歌唱力で観客を魅了する。「フジロック」初出演となる今回は、野外で聴く達郎サウンドの豊潤さが、新たな魅力として響き渡ることだろう。時代を超えて愛され続けるその音楽が、苗場に美しく降り注ぐ瞬間が訪れる。
JAMES BLAKE
ジェイムス・ブレイク(James Blake)は、UKポストダブステップの潮流から現れたシンガーソングライター/プロデューサーであり、そのソウルフルな歌声と先鋭的なエレクトロニクスを融合させた音楽性で、現代音楽の境界を拡張し続けている。デビュー当初は無機質なビートと空白を活かしたサウンドで注目を浴び、アルバムを重ねるごとに内省的なリリックと感情表現の振れ幅を深めてきた。「Assume Form」や「Friends That Break Your Heart」などでは、ポップと実験の絶妙なバランス感覚が際立ち、リスナーの心を揺さぶっている。ライブでは静寂と轟音の対比を自在に操り、繊細なピアノとサブベースが空間を震わせる。苗場の空に響く彼の声は、特別な時間を生むに違いない。
君島大空 合奏形態
君島大空は、ギタリスト、作曲家、シンガーとして唯一無二の音楽世界を築いてきた日本のアーティストである。合奏形態では、西田修大(ギター、コーラス)、新井和輝(ベース)、石若駿(ドラムス)を加え、即興性と構築性がせめぎ合う深遠な音楽が展開される。楽曲はしばしば内面の揺らぎや情景を抽象的に描き出し、その繊細な詩世界と音の起伏は観客の深層へと届く力を持つ。ライブでは沈黙すら一部として取り込む張り詰めた緊張感と、予測不能な音の運動が共存し、強烈な没入体験をもたらす。「フジロック」という開放的な環境において、彼の音楽がどのように響き渡るのか注目である。
CA7RIEL & PACO AMOROSO
カトリエル&パコ・アモロソ(CA7RIEL & PACO AMOROSO)は、アルゼンチンの新世代シーンをけん引する音楽デュオである。ヒップホップ、エレクトロ、ファンク、R&B、ロックなどを自在に横断しながら、ラテンアメリカの感性とストリートの熱量を詰め込んだサウンドで注目を集めてきた。2010年代後半に発表された「OUKE」や「JALA JALA」などのシングル群でブレイクを果たし、24年には待望のフルアルバム「Baño María」をリリース。さらに25年にはEP「Papota」も発表し、その音楽的進化を加速させている。ライブでは、祝祭的なエネルギーと破格の身体性を持つステージングが魅力であり、観客を一気に熱狂へと引き込む。南米から届く色彩豊かなグルーヴが、苗場の空気を鮮やかに染めることだろう。
White Stage
FOUR TET
フォー・テット(Four Tet)は、ロンドン出身のキエラン・ヘブデンによるソロプロジェクトで、エレクトロニック・ミュージックにフォークやジャズ、民族音楽の要素を融合させた先鋭的な作品群で知られている。90年代後半から活動を始め、アルバム「Rounds」で世界的評価を獲得。以降もリリースを重ねながら、クラブと実験音楽の境界を巧みに往還する独自の表現を貫いてきた。2020年代にはフレッド・アゲインやスクリレックス(Skrillex)との共演でさらに注目を集め、同世代の枠を超えた活動が評価されている。DJセットでは細やかなミックスと有機的な展開で観客の身体と心を揺さぶり、野外フェスではその音像が一層の広がりを持つ。苗場の自然との共振にも期待したい。
BARRY CAN'T SWIM
バリー・キャント・スウィム(Barry Can't Swim)は、エディンバラ出身のプロデューサー/DJで、ハウスを基軸としながらもジャズやアフロビート、ラテンなどを取り入れたオーガニックかつ洗練されたサウンドで注目を集める存在である。2023年のデビューアルバム「When Will We Land?」では、エモーショナルなコード進行とグルービーなリズムが交錯するトラック群で高評価を得た。メロディーの美しさとリズムの快楽が共存する彼の楽曲は、ダンスフロアにもフェスの草原にも溶け込む柔軟性を持つ。ライブでは感情を揺さぶる構成力と高揚感を生む展開が魅力であり、苗場の自然と一体になったパフォーマンスは観客の記憶に刻まれるであろう。
FAYE WEBSTER
フェイ・ウェブスター(Faye Webster)は、アトランタ出身のシンガーソングライターであり、カントリー、R&B、インディーポップを独自の感性で融合させた音楽性が特徴である。飾り気のない淡々としたボーカルと、湿度を帯びたギターサウンドが静かな情感を生む。アルバム「Atlanta Millionaires Club」や「I Know I’m Funny haha」では、日常のささやかな感情や違和感を鋭くすくい取ったリリックが多くの共感を集めた。ライブではゆるやかな空気感と内省的な美しさが調和し、フェスの喧騒の中でも特異な存在感を放つ。静けさの中にある強さが、大自然の風景に寄り添うように響くに違いない。
3日目/7月27日
Green Stage
VAMPIRE WEEKEND
ヴァンパイア・ウィークエンド(Vampire Weekend)は、ニューヨークのコロンビア大学出身のメンバーにより結成されたインディーロックバンドである。2008年のデビュー以来、アフロポップやクラシック、レゲエなど多様な音楽性を軽やかに取り入れたセンスと、知的なリリックで高い評価を受けてきた。代表作「Contra」「Modern Vampires of the City」はシーンの金字塔とされ、19年の「Father of the Bride」ではグラミー賞を受賞するなど進化を続けている。ライブでは独特の軽快さと緻密なアンサンブルが際立ち、会場を心地よい熱気で包み込む。今年の「フジロック」では、夜のステージに映える洗練された音像と美しいハーモニーが幻想的なフェスの雰囲気を一層豊かに彩るだろう。
LITTLE SIMZ
リトル・シムズ(Little Simz)は、UK出身のラッパー/俳優/作家として多彩な才能を発揮するアーティストである。鋭く緻密なリリック、壮麗なオーケストレーション、ストーリーテリングを融合させた音楽は、ヒップホップの枠を超えて高く評価されている。アルバム「Sometimes I Might Be Introvert」では、自らの内面と社会的テーマを並列に描き出し、2022年にはマーキュリー賞を受賞。ステージでは巧みなフロウとパフォーマンス力により、メッセージ性とエンタメ性を両立させた圧倒的な存在感を放つ。言葉の力が野外の空気を震わせ、観客の意識に深く刻まれる時間となるだろう。
White Stage
HAIM
ハイム(HAIM)は、エスティ、ダニエル、アラナのハイム三姉妹によるカリフォルニア出身のポップロックバンドである。AOR、R&B、90年代ロックなどを咀嚼(そしゃく)した懐かしくも現代的なサウンドと、全員がマルチプレイヤーである演奏力の高さ、緻密なコーラスワークが大きな魅力である。2013年のデビュー作「Days Are Gone」で脚光を浴び、20年のアルバム「Women in Music Pt. III」ではよりパーソナルで内省的な表現へと進化。ライブでは姉妹ならではの抜群の呼吸と、観客との親密な関係性が際立つ。エネルギッシュでありながら包容力あるそのステージは、真夏の火照った身体に心地よい高揚感を生み出すに違いない。
羊文学
羊文学(ひつじぶんがく)は、現代日本のオルタナティブ・ポップを代表するバンドとして注目されており、透明感あるボーカルと繊細なサウンドメイクで支持を集めている。シューゲイザー、ポストロック、J-POPの要素を内包しつつ、どの楽曲にも普遍的な感情と静かな衝動が宿っているのが特徴である。「光るとき」「our hope」といった作品では、日常の光と陰を柔らかにすくい取る表現力が際立ち、幅広いリスナーの共感を得ている。ライブでは余白や静寂を活かした演奏が空間に染み渡り、観客を優しく包み込む。3人のメンバーが紡ぎ出す有機的なアンサンブルは、苗場の自然と呼応しながら、深く心に響く時間をもたらすだろう。
SILICA GEL
シリカ・ゲル(Silica Gel)は、韓国のインディーシーンから登場したサイケデリック・ロックバンドである。シューゲイザーやアンビエント、ノイズの要素を取り入れた音像は、夢と現実の狭間を彷徨(さまよ)うような浮遊感と深度を併せ持っている。2023年のアルバム「POWER ANDREW」では、さらに音響的実験性を深め、国内外のメディアからも高い評価を得た。視覚的演出にも定評があり、ライブでは映像と光が交錯する没入型の空間演出が施される。「フジロック」の森や霧とも共鳴するであろう彼らの音楽は、幻想的な体験を求める観客の感性に静かに火を灯す。
Red Marquee
kanekoayano
kanekoayanoは、シンガーソングライター・カネコアヤノが率いるバンドであり、内省的で鋭い言葉と、時に優しく、時に荒々しく鳴らされる音像が魅力である。2024年には5人編成による新体制で制作されたアルバム「石の糸」を発表し、フォーキーな質感に加え、クラウトロックやダブの影響を感じさせる自由度の高いサウンドを展開。ライブでは、観客の感情に寄り添うような歌と、緊張感と熱量をはらんだバンドのアンサンブルが交錯し、濃密な空気を生み出す。小さな感情を丁寧にすくい取ったその音楽が、自然に囲まれた苗場の空間にどのように響くのか。開放的でありながら深くパーソナルな音楽体験が期待されるステージとなるだろう。
ENGLISH TEACHER
イングリッシュ・ティーチャー(English Teacher)は、イギリス・リーズを拠点とするオルタナティブロックバンドであり、鋭利なギターサウンドとポストパンク由来の緊張感を持つ新世代バンドとして注目を集めている。2024年に発表されたデビューアルバムでは、風刺的かつ文学的なリリックと、スピーク・シンギング調の独特なボーカルが話題となった。ステージでは、切迫感のあるパフォーマンスとアート性の高い演出が融合し、リスナーの身体と精神を刺激する。英インディーの現在地を象徴する存在として、「フジロック」での初ステージは極めて鮮度の高い一幕となるだろう。
MEI SEMONES
米ミシガン州アンアーバー出身、現在ブルックリンを拠点に活動するメイ・シモネス(Mei Semones)。日本人の母とアメリカ人の父のもとで育ち、ジャズ/ボサノヴァ/インディロックを自在に横断し、日本語と英語のバイリンガル歌詞を用いる才能溢れるシンガーソングライターである。バークリー音楽院でギターを学び、2022年にEP「Tsukino」を発表しデビュー。Red Hot Chili PeppersのベーシストFleaが絶賛し、アメリカの音楽メディアPaste誌からも「The Best of What’s Next」に選出された注目株である。25年5月リリースのデビューアルバム「Animaru」では、日英バイリンガルで歌詞を紡ぎ、ジャズ的な和声と軽やかなタッチのギターが印象的な楽曲「Dumb Feeling」などを通じて独自の音像を築いた。緊張と解放が交錯する構成と心を掴むような柔らかい歌声で高い評価をうけているメイ・シモネスのライブ。繊細さと豊かな色彩感を兼ね備えたサウンドが大自然の伊吹を感じさせる「フジロック」を彩る。
DYGL
DYGL(デイグロー)は、日本のロックバンドながら全編英語詞で活動し、UK/USインディーロックを血肉化したサウンドで国内外から評価を受けてきた。ストレートなギターロックを軸にしながら、作品ごとに洗練と冒険を繰り返しており、2023年のアルバム「Thirst」では内面的な深化とメロディーの強度を両立させた。ライブでは一切の無駄を削ぎ落とした演奏とエモーショナルなボーカルが真っ直ぐに観客の胸に響く。海外のフェスでも実績を重ねてきた彼らが、「フジロック」という舞台でどれほどの熱量を放つのか、その瞬間を目撃したい。
詳しいラインアップはこちらから
https://www.fujirockfestival.com/artist/index
■FUJI ROCK FESTIVAL'25
チケット発売中
日程:2025年7月25〜27日
会場:新潟県 湯沢町 苗場スキー場
https://www.fujirockfestival.com

