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特集 東コレ2025-26年秋冬

【東コレ2025-26年秋冬開幕】私たちが東京でショーを行う理由 英国ファッション界の重鎮「ポール・スミス」編(2/2)

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ポール・スミス/「ポール・スミス」デザイナー プロフィール

1946年生まれ、イギリス・ノッティンガム出身。70年に故郷のノッティンガムで、メンズアイテムを中心としたセレクトのほか、自身の名を冠したブランドを販売する小さなショップをオープン。76年に初のコレクションを披露して以降、79年にはロンドン、80年代にはニューヨークに出店するまでビジネスを成長させる。2022年、ファッションデザイナーとして初めて「コンパニオン・オブ・オナー勲章」を受勲し、英国ファッション界への貢献をたたえられた

今季の「楽天 ファッション ウィーク東京」には37ブランドが参加する。中でも注目は、英国を代表するブランドで、日本で2回目のショー開催となる「ポール・スミス(PAUL SMITH)」と、2025年度の「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ」でセミファイナリストに残り、世界を視野に活動を続ける「ピリングス(PILLINGS)」だ。ファッション・ウイークを前に、2人は何を思うのか。

設立55年目となる「ポール・スミス」が、冠スポンサーの楽天による支援枠「バイアール」として「楽天 ファッション ウィーク東京(東コレ)」に参加し、東京では14年ぶりとなるショーを開催する。同ブランドは伝統的なテーラリングにプレイフルな色や、大胆なプリントを組み合わせたスタイルで、世界で揺るぎない地位を築いてきた。日本では、メンズ・ウィメンズの現在の店舗数が107に達するほど親しまれている。

前回ショーを行ったのは、東日本大震災が起こった2011年。復興へのエールを発信する目的で、10月の東コレでトップバッターを飾った。デザイナーのポール・スミス(Paul Smith)はこれまで100回以上も来日するほどの親日家で、今回の東コレ参加について「『バイアール』から誘いを受けた時、断る選択肢が思い浮かばなかった。私は日本でのブランドの成功に感謝しており、再びこの地で新作を披露できるのが楽しみで仕方ない」と語る。

写真家の父に着想 日本限定のコレクションも

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