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中川政七商店の中川会長が退任 「退任後は中小・中堅企業の支援に力を注ぐ」

工芸品や生活雑貨を扱う中川政七商店(奈良市、千石あや社長)の中川政七(本名:中川淳)代表取締役会長が2月28日付で退任した。中川氏は業界で初めての工芸をベースにしたSPA業態を確立したことで知られる。

中川氏は1974年生まれ。京都大学法学部卒業後2000年富士通入社。02年に中川政七商店に入社し08年に十三代社長に就任した。16年に「十三代 中川政七」襲名(退職とともに返上)し、18年から会長を務めた。「日本の工芸を元気にする!」というビジョンのもと、業界特化型の経営コンサルティング事業や教育事業を立ち上げ尽力した。

中川氏は「退任後は工芸の枠を超えて中小・中堅企業の支援に力を注ぎ、社会が少しでも良い方向に進むよう微力ながら取り組んでいきたい」とコメントを発表した。

なお中川氏はNKG倉庫の代表取締役社長職も退任した。後任は千石あや中川政七商店代表取締役社長が兼任する。

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