「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は1月29日、デニムから着想を得た新シリーズ“デニヴィータ“のローンチ記念イベントを表参道の「ウォールアンドウォール(WALL&WALL)」で開催した。17:00からの関係者のレセプションでは、会場内に“デニヴィータ(DENIVITA)“のアイテムの展示とともにモデルのインスタレーションが行われた。DJは瀧見憲司と鶴田さくらが登場し会場を盛り上げた。
また、フェニックス(Phoenix)やクルアンビン(Khruangbin)の来日公演のサポートアクトを務め、国内外のファッションブランドのランウエイにもモデルとして登場するスリーピースバンドのグリコ(Gliiico)が特別なライブを開催。未発表曲を含む“デニヴィータ“のコンセプトから着想を得た8曲を披露した。
当日の衣装について、カイ(Kai)は「ロック、デニムと聞いたとき、最初はクラシックなレザー、白シャツ、ブルーデニムなどを思い浮かべたけど、黄色中心の奇抜なデザインで想像を超えてきた!スタイリングのポイントはシースルーのシャツ。いい感じに背中のタトゥーも体も透けて見えてました」と語った。未発表曲も含めた曲の構成については「セットリストは……古代の水晶玉で占って……目隠しダーツをして……最後に超急な崖をなんとか登って決めました」とニコ(Nico)らしい独特な表現。最後に日本に拠点を移して感じることとして、キオ(Kio)は「日本のファッションと音楽は、編み物のようにとっても密に組み込まれてると思う」と締め括った。
また、20:00からスタートしたクラブイベントには、DJとして引き続き瀧見憲司とKikiorix、SAMO、MONKEY TIMERSが登場。クローズまでフロアは満員状態のまま、観客の熱気がピークに達したまま幕を閉じた。
PHOTOS:ATSUSHI KATSURAGI