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ヤーマン初の中東進出 サウジアラビアでの製品展開を開始

ヤーマンはこのほど、サウジアラビアでの展開を開始した。EMS美顔器“メディリフト プラス”(3万7180円)、RF美顔器“フォトプラス プレステージ SP”(13万2000円)、家庭用ピーリング機器“ハイドラブライトスキン”(4万2570円)の3製品をECと美容クリニックで取り扱う。同社が中東に進出するのは初めて。

中東進出を機にアラビア語のECサイトを立ち上げるほか、サウジアラビアの首都リヤドの美容クリニック、スキンクリニックとアリュールクリニックでの販売を開始。ECでは、表情筋を鍛える“メディリフト プラス”とリフトケアと美白ケアを両立する“フォトプラス プレステージ SP”、自宅でのピーリングをかなえる“ハイドラブライトスキン”の3製品を全て取り扱う。配送エリアは、サウジアラビアとクウェート、バーレーン、UAE(アラブ首長国連邦)、カタールの5カ国を設定した。美容クリニックでは、“メディリフト プラス”と“ハイドラブライトスキン”の2製品のみを取り扱う。

同社は、サウジアラビアの総人口における若年層の比率や、銀座の旗艦店「ヤーマン ザ ストア ギンザ(YA-MAN the store GINZA)」にサウジアラビアからの顧客が来店していることを受け、今回の進出を決定した。サウジアラビアは年齢の中央値が29歳と若年層が多いほか(※JETRO調べ)、2030年までの国家改革戦略「ビジョン 2030」において労働力に占める女性割合の引き上げが目標に掲げられていることから、女性の社会進出で起こる可処分所得や外出機会の増加による美容意識の高まりを予想している。

ヤーマンは、1978年設立。美容機器専門メーカーとして5年連続美顔器シェアナンバーワンを誇る(※富士経済調べ/「美容&健康家電マーケティングトレンドデータ2020」2018-2019年実績、「美容&健康家電市場・関連サービストレンドデータ2023-2024」2020-2022年実績、美顔器カテゴリにおいて日本国内の美容家電全体におけるメーカーシェアとして)。今回進出のサウジアラビアを含め、中国、アメリカ、ヨーロッパ、東南アジアの15の国と地域で製品を販売。今後もグローバル展開を加速させ、世界中の美容感度の高い人々のニーズに応えるとともに日本発のグローバルブランドとして高い技術力を持つ製品を届け、新しい美の体験を提供する。

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