ファッション

「シブリング」2014-15年秋冬ロンドン リブランディングで、今季は故郷アイルランドに思いを馳せたニット・コレクション

 3人のデザイナー(コゼット・マッククリーリー、ジョー・ベイツ、シド・ブライアン)が手掛けるメンズブランド「シブリング(Sibling)」と、ウィメンズブランド「シスター・バイ・シブリング(Sister by Sibling)」は今シーズンから、「シブリング」のブランド名で統合された。コレクションはこれまで通り、メンズとウィメンズそれぞれのファッション・ウィークで発表する。

 
リブランディングを図った「シブリング」初となるウィメンズは、デビュー当初から得意としてきたニットを中心としたコレクションだ。インスピレーション源は、デザイナーの故郷アイルランドと幼少期の思い出。親子で着たお揃いのセーターやボリューミーなフリンジ付のセーター、ニット・ケープなど懐かしのアイ テムを、「シブリング」らしいポップでカラフルなアイテムへ昇華させた。ラインアップは、繊細な編み模様で構成する黒のロングスカートやカーディガン、 ハート柄を描いた真っ赤なニット、レトロな雰囲気が漂うかぎ針編みのペンシル・スカート、裾にボリュームを効かせたマキシ丈のニットドレスなど、70年代を彷彿とさせるアイテム。手編みやかぎ針編み、機械編みなどの技巧を凝らした完成度の高いコレクションだった。

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シブリング 2014-15年秋冬コレクション 全ルック

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