ファッション

「ルイ・ヴィトン」がパリ五輪のために特別製作した“メダルトランク”を披露

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、パリオリンピック・パラリンピック競技大会のために製作した“メダルトランク”を披露した。

同アイテムは、現地時間7月26日に開催した開会式にも登場。開会式では、マスクを着けた聖火ランナーがポンヌフ通りにあるブランド本社の屋上からトランクを製作するアトリエを颯爽と巡る演出で、同アイテムを主役に170年にわたり培ってきたサヴォアフェール(匠の技)にスポットライトを当てた。

伝統のモノグラム・キャンバスで仕上げた“メダルトランク”

アイコニックなモノグラム・キャンバスで覆った同アイテムは、1850年代からブランドのトランクに使用してきたものと同じ真鍮のコーナー金具やロックで仕上げている。中央のセクションとヒンジ(蝶番)付きの2つのウィングは、メゾンを象徴するトランク“マル・コワフューズ”に着想。開くと468枚のメダルを収納するために特別にデザインした引き出しが現れる。トランクのインテリアは、引き出しのハンドルにも使用しているブラックのマットレザーで覆い、さりげなくエンボス加工したロゴと競技大会の両方のロゴをセリグラフィーで施している。

メダルは、LVMHグループに属するメゾンである「ショーメ(CHAUMET)」が同大会のためにデザインおよび製作したものだ。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。